海を超えた一億四千万冊の本『戦地の図書館』モリー・グプティル・マニング
戦争は、攻める側と攻められる側がある。「戦地の図書館」というと、攻められている側が、苦労して本を確保したような印象を受けるけれど、この本のもともとのタイトルは、“When Books Went to War : The Stories That Helped Us Win World WarⅡ” 戦地に送られた本。私たちの勝利に役立った本の物語。
ハードカバーをひらくと、最初から衝撃的な本を焼く写真が掲載されています。ナチスがやった「有害図書」を燃やす写真。ナチス時代、「ち