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思い出と絶景の朝ランフォト

今日で年末年始休みも終わり。
(私はアディショナルDayで明日も一日お休み頂くけど)

今回は高校生の時の思い出に浸りながら走った朝ランについて写真盛りだくさんで書く。
色々書いていたら長くなってしまったのだが、あまり面白いことも書けなかったのでお忙しい方は写真だけでも見て欲しい。

今回の写真は全てiPhone 16 Pro MaxのカメラアプリでRAW撮影してAdobe Lightroom Classicで現像した。
MacBook Proのディスプレイで見ながら現像したので、少し暗く見えるかもしれない。



今年の年末年始休みは天気に恵まれた。
最終日の朝も天気が良さそうでだったので、連日の朝ランへ出かけた。
今日は北アルプス方面の空にうっすらと星が見えたので、先日行って北アルプス方面の景色だけが残念だった城山公園の展望台へ向かった。

北アルプスのモルゲンロート

途中で私鉄上高地線の鉄橋を通ったら、常念岳、燕岳、有明山などが朝日を受けて赤く染まっていた。

北アルプスのモルゲンロート
暗めに現像したので暗いディスプレイだと見にくいかもしれません

まだ暗い中、急な坂道を登り松本平と安曇野を一望できる城山公園を目指す。
この辺りは松本でも高級住宅街でお金持ちの家が多い。
お金持ちってのは高台に家を建てたいらしい。

私は小学生から高校生までずっと野球をやっていた。
私の通っていた高校はこの公園の近くにあるのだが、冬はグランドに雪積もったりグチャグチャになって使えなかったりしたので、冬は体力作りということでこの坂をよく走っていた。
そんなことを思いながら登った。

城山公園展望台

激坂なので途中で歩きながら展望台まで行くと絶景が待っていた。
放射冷却で寒い代わりに空気が澄んでいて景色は綺麗だった。

展望台の私からの景色
まだ日が登る前の山並みが好き
展望台の下にある
いわさきちひろのモニュメントと北アルプス

展望台には一眼カメラを持った人が一人だけ居た。
その横でiPhoneを使って写真を撮っているのはなんだか恥ずかしいが、フォトランの時はiPhoneが最強だと思っているし、風景写真であれば後で現像すればなんとかなる。

展望台からの景色を安曇野方面、乗鞍方面、諏訪方面と場所を変えながら写真を撮った。
ここで日の出を待とうと思ったのだが、展望台の上は風が少し吹いていて素手で写真を撮っているとすぐに手が冷たくなって痛くなってきたので、あまり長居できなかった。

北アルプス方面
くっきりと鮮やかな空が広がっている
常念を望遠で
iPhoneの望遠は条件が良ければ使える
乗鞍岳には雲がかかっていて残念
もうすぐ日の出
八ヶ岳がうっすらと見える

思い出の場所へ

いつもならここから松本城へ向かうのだが、毎回同じ景色を見てもつまらないし、ここのところの長距離ランで走る力がついてきたので、城山公園からさらに坂を登りアルプス公園へ行くことにした。

ここでまた高校の時の話に戻るが、私が通っていた高校は松本城の近くにあったのだが、松本は平地が少なく私の高校も敷地が狭かったので野球部が練習するグラウンドはアルプス公園のすぐ下にあった。
このため、毎日授業が終わった後に2kmくらい離れた場所にあるグラウンドまで坂を登って行き練習をしていた。
私の実家から高校まで12kmくらいあり、自転車で通っていたので当時の体力はものすごかったなと思う。

そんな思い出のグラウンドを目指して坂を登る。

こんな坂をひたすら登る

そしてグラウンドに到着した。
もうあれから30年ほど経っている・・・懐かしすぎるが当時と何も変わっていなかった。
かなり標高が高いところにあり、私が高校生の時は冬は雪が積もっていたので、冬の練習はジョギングだけした後に雪上サッカーをして遊んでいた。
だから弱小だったが野球部にしてはサッカーがうまかった(笑)

懐かしのグラウンド
公立弱小だけど野球専用なので立派です

私は何故かピッチャーだったのだが、体力をつけるためにとよくランニングさせられていた。
当時の私は走ることが嫌いだったので苦痛だった。
きっと今の私の方が走れると思う。

そんな私が走っていたのは、このグラウンドから先ほどまでいた城山公園までの山道だった。
土の方が膝に負担がかからないだろうという安易な考えで山道を走っていた。

そんな山道へ行ってみたところ、ここからも絶景の山並みが広がっていた。

熊注意にビビり、冬眠しているはずと
自分を納得させる
昔は展望スペースなんてなかったと思う
それとも興味が無かっただけか?
赤く染まった常念岳
木曽駒ヶ岳などなど

アルプス公園

思い出に浸ったところでさらに坂道を登ってアルプス公園へ向かった。
アルプス公園には北アルプスが一望できる展望広場がある。
そこから雄大な北アルプスを眺めた。

少し前までこの公園にキャンプ場を作るという計画があったのだが、地域住民の反対があって無くなった。
キャンプブームの時は辞めた方がいいと思ったいたが、ブームも落ち着いた今なら作ってもいいかもと思っている。
この景色を眺めながら焚き火するというのは贅沢ではないだろうか?
人気が出ると嫌なので松本市民限定にして欲しいが。

展望広場はこんな感じで暖かい時期はピクニックを楽しめる
ベンチもあるのでゆったりと景色を眺めることができる
唐松岳、白馬岳まで見える

アルプス公園には色々な遊具がある。
私が子供の時も来たし、私の子供達が小さい時もよく遊びに来た。
置いてある遊具は昔から変わらず懐かしい。

恐竜には乗ることもできる
松本の子供達は一度は遊んだことがある場所

アルプス公園には展望台もあって景色を360度見渡すことができる。
しかし、当たり前だがこの時間が空いているはずがない。

朝日を浴びた展望台

このアルプス公園はかなり標高が高い。
天気アプリで現在の気温を見てみると-7度となっていたが、それは下界の気温なので-2度くらい低いだろう。

あまりにも寒かったので普段は飲まないミルクココアを飲んで温まった。
ミルクココアの温かさと甘さが冷えて疲れた身体にしみた。

手すりに置いたのだが、
これで寒さが伝わるだろうか?

また思い出に浸りながら下山

ココアで疲れが少しだけでやわらいだので下山をはじめた。
帰りは高校生の時に通った住宅街の道を走ったのだが、前方からジャージを着た女子高生が歩いてきて「おはようございます」と挨拶した。
見たところ野球部のマネージャーのようでさらに懐かしくなった。
きっと練習始めのために登っていくのだろう。

私の通っていた高校は元々女子校だったこともあり、男子よりも女子の方が多く弱小野球部でもマネージャーが数名いた。
いまだにそうかわからないが。

遠くにマネージャーが写っています

さらに高校の近くに行くと、野球部員たちも出てきて坂を登っていった。
いまだに弱小野球部だけど後輩達には頑張ってほしい。
OB会とかあっても行かないけど。

坂の途中から松本市街の眺め

帰り道にも行きと同じ上高地線の鉄橋を通ったら、ちょうど電車がやってきた。
最後にいい景色が見られ、いい年末年始だったなと思った。

朝日を浴びる赤字路線

最後に、なんか面白くて撮った私の影。

倍化の術

明日から頑張ろう(私は明後日からだけど)

おしまい。

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