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yoshizuka
あなたの愛人の名前は 著:島本理生
微妙に繋がりのある短編集だった。父親の愛人の名前が分からなかったからこの表題が付いてるのかな?と推察する。
猫の目線で書かれた章があって、そこが一番ほっこりしたかな。それから料理屋の店主と中学教師が恋愛に発展する模様や、最後のあなたの愛人の名前はで藍がマカオに旅行に行くのも良かった。その後に藍と中学教師の絵未は友人だと言う設定も良かった。
短編なんだけど、主人公や登場人物が被って出て来て、微妙に連なってるのが面白いようで、頭が混乱する所でもあった。もう一回読まないと頭に入らないかもしれない。『週末は彼女たちのもの』と通じる部分があった。
あとがきと解説がなければ見逃していた部分も多い。島本理生さんの産後での執筆だった事が影響してるとあとがきには書いてあった。
島本理生さんを追って読み始めてあと三冊まで迫った。
今作も楽しめました。ありがとうございます。
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