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【自分はなぜ読書するのか?】
なぜ読書するのか?
結論は「自分をカバーするため」
自分は子供の時から怒られて育ってきた。自分が「これ欲しい」とか伝えても、全然買ってくれなかった。
そうして自分の行動がある程度制限されてきたと思っている。「あっちいきたい」「こっちがいい」いろんなわがままを言ったけど、全然相手にされなかった。
そういうことを経たら、何をしても「どうせ怒られるんだ」って思うようになって何も言わなくなった。それは言い訳かもしれないが、それでも良かった。それが当たり前だったから。
そして自然と自分に自信がなくなっていった。新しいことやろうって友達に言われても「どうせすぐやめるしやらない」とか言ってた。やる前から自然と「自分はできない」って思うようになっていた。
中学校からはそんな自分の弱みを周囲の人に見せないように強がっていた。内面がとても弱いから、見た目で強がっていた。それで自分は楽しかったし、なんせ1番になったりもした。
それからは自分の中身を見ずに、強がって強がって外側ばっかり強化し始めた。自分の中身を見られないように何か強いものでカバーしないとダメだと思っていた。
その一つとして「知識力」があった。それを得るために自分はずっと本を読んでいた。
周りの人が読まないような本を読んで、いろんな知識を取り入れていた。それで自分の外側を強化して強がっていた。だから自分の知っている本を話している人はめっちゃ嫌いだった。
知識入れて、語彙力上げて、問題解決してた。その知識の話をしていると自分は1番になれた。みんなに認められたし、褒められたし、尊敬もされた。でも、そんなうまくはいかなかった。
自分が本を読む理由の根本になるのは「弱い自分を相手に見せたくない」だった。それを解決するためには知識で自分をカバーしないとダメだったらしい。
そんなプライド、今となっては1ミリもないけどそんな時もあったなぁとか思ったりした。