スマホの機種変更

最近スマホを機種変更した。それまでは3年ぐらい同じ機種を使っており、フリーズが激しくなったので、Xperiaの一番新しいのにしておいた。

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これまでのスマホ遍歴を少し思い出しておく。

最初に買ったのは工場でアルバイトしていて、京都市の職場から三重県や愛媛県に出張作業させられたときに、ガラケーの狭い画面だと地図が利用しにくいことに気がついたからだった。それまでは知らない場所に行くときはパソコンでGoogleマップの該当する場所をプリントアウトして何とかたどりついたことが多かった。一方、スマホのGoogleマップだと画面が大きいし、リアルタイムで経路と現在位置、到着予定時刻を確認しながら歩いていくと、どういうわけか紙の地図をみていくよりもずっと気が楽になった。

その後何回機種変更したかは憶えていないが、画面が反応しなくなったら米国軍用規格を満たした頑丈なスマホにしたり、頑丈なスマホをずっと使ってたら「重たいから次は軽いのでいいや」となって軽いのにしたりした。ギガが足りなくなる現象、ギガを増やすための手続きも一定の時期までまったく気がつけなかった。一方、幸運にもスマホの画面を落として割ったり、誤って踏みつけて割ったりしたことは今まで一度も無い。

直近のスマホについては、「simカードを使った格安スマホにしてみようかな」と思って、うっかり中華製のスマホを発注してしまった。しかし、simカードを入れ替えてアクティベートするやり方がよくわからず、結局中古スマホ店に売却しようとしたのだが、買取不可であった。というのも、当時はちょうど米国が市場から中華製品を締め出したタイミングだったからだ。要するに、私は事実上使えないスマホを何万円も出して買ってしまったのだった。苦い思い出だった。

結局、そのスマホはどうしようもなくゴミになった。改めてスマホキャリアのショップで新しいスマホを買い直した。やっぱりsimカード入れ替えではなく、店頭で従業員さんにお金を支払ってガイドしてもらった方が営業を断るのが面倒ではあるが、確実にその日のうちに使える新しいスマホが使えるようになるんだな……とそのときは思った。

それから3年ほど経って、そのスマホが頻繁にフリーズしたり熱暴走するようになった。旧ツイッターのスペース（会議通話）や位置情報ゲームを起動しておくようになったからだろう。しかしそれらを落としても、相変わらず熱暴走が激しい。ついには保存しておいた画像ファイルの一部がいつの間にか閲覧できなくなっていた。ファイルが破損しているからである。スマホに入れていたSDカードの不具合かとも思ったが、SDカードに保管したものには異常なしなので、結局スマホの熱暴走が悪さをしているらしい……。

単純にフリーズは不便だし写真を撮ってもいずれ壊れてしまうのでは保管先として使えない。そういうわけで、今回機種変更するに至ったのだが、なぜ二の足を踏んでいたかというと、やっぱり店頭で機種変更することの手間ヒマがあるからである。

確実にできるとはいえ、またあの面倒を反復するのかあ……と思ったので、今回は「オンライン機種変更」に挑戦した。手続きとしては、公式サイト上でどんなプランを利用するのか選び、オプションサービスの有効無効などを設定し、機種代金は48回支払とした（とはいえ、おそらく4年後にはまた別の機種を使っているだろう）。そして、翌日すぐに郵送で実機が送られてきて、ここから実際にデータを繰り越すのに結構かかるのかな、とも思ったのだが、画像を除くとほとんどのデータは公式の引っ越しアプリと、Googleアカウント連携でうまく済ませることができた。

これだけ機種変更が楽なら、実際毎年機種変更を反復していくぐらいがちょうどいいのかもしれない。

(1,555字、2024.07.15)

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