美からの逆算思考(オープン社内報)
「真善美」という言葉をご存じでしょうか?
プラトンとかアリストテレスとかの思想から生まれた哲学です。
ただ、「真善美」という言葉
一つとっても様々な解釈ができます。
得意のChat GPT先生に聞いてみました。
どれが正解ということはないと思います。
先日参加した勉強会でこの真善美をテーマとして
講演を拝聴してきました。
また1年を通してラーニング委員会に参加し、
この真善美を体感できたこともあったので、
その2エピソードを記載しようと思います。
真善美という哲学。
言葉の意味の深さを感じました。
美からの逆算思考
ジャパンタイムズの末松さんの講演より。
沢山の学びがありました。
いくつか紹介していきます。
①後ろめたいファクトの中でも
常に最前線で最善を尽くすこと。
逆境でもポジティブ思考が大事ということ。
②当たり前のモラルが、
実は見えていない現実。
無意識の中のモラル違反が
世の中にあふれているということ。
③ご縁を大切にすることと、
自分の中でやる理由をみつけることと、
びびびっときたらポジティブに進めってこと。
何か新しいことが始まるときには、
必ずご縁からスタートする。
そして、最後。
④真善美の解釈の話をされたとき、
美をまずは定義して、
真と善はそれにアジャストさせればよい。
真善美の解釈を直球で聞きました。
自分の人生の目的地となる
上質世界に似ている気がしました。
組織においても、
美=この美しきものはどういう映像か?
をイメージし、
それに沿って行動する(真と善をバランスさせる)
こういう解釈を私はしました。
末松さんのお話・エピソードの中には、
美しい状態「在り方」が前提としてある。
そのうえで動いたファクトが話されていました。
なるほどなー。と頷くことができました。
細かいことは守秘義務の範囲を超えるので控えますが、
兎にも角にも「真善美×○○」のオンパレードエピソードは
刺激的でした。ありがとうございました。
組織づくりの美しさ
ちょっと視点を変えて書きます。
上記の後援会(5月例会)は、
今期最後の勉強会でした。
1年振り返ると本当に沢山勉強させていただき、
私の経営者レベルも格段に上がったと思います。
勉強会に参加するだけではなく、
運営サイドに回ることでも見えたものがありました。
昨年度は、私は会長として取り組んでおりましたが、
今年度は委員への所属し一兵卒として活動しました。
一歩下がって客観的に他の社長のリーダーシップを見る。
これは本当に勉強になりました。
その中で今回のような勉強会を企画運営する
ラーニング委員会の運営が学び深かったです。
今回の真善美と当てはめて考えると、
ぴったりはまった感じがします。
真:今期のテーマは「エボルバー(昨日の自分を超える)」です。
そしてチャプタービジョンの「真善美」
の追求ということもビジョンにあり、
ラーニング委員会として、
このテーマの則り活動すること。
これを「真」としてぶれることなく
愚直にこなしてきました。
善:委員会全体の空気感が、
起業家の仲間たちのために。
そして社会のために。
だから一生懸命取り組むのだ。
という感じに支配されていたと思います。
「善」の姿勢が終始徹底されていました。
美:よくよく考えると、
真も善もすでにきまっていたように感じます。
すなわち今期の頭から「美」のイメージが
リーダーから示されていたことに気が付きました。
私たちが「真と善」をしっかりと意識する(バランスする)ことで、
結果的に「美」に到達する。
これをリーダーはきちんと言語化して伝えていました。
そして結果美しき光景を見ることができました。
これはラーニング委員会のみならず、
今期のその他の委員会でも沢山みることができました。
理事会でしっかり握って動いていたんだろうなと思うと、
今期理事会の設計は素晴らしいものだなと思いました。
※私の時はそんな設計しなかったから(苦笑)
いやはや本当に勉強になりました。
まとめ
真善美には沢山の解釈がある。
個人にしても、組織にしても、
スタートが真であろうが、善であろうが、美であろうが、
良い方向へ向かうのは間違いないだろう。
EO North Japanでは真善美を追求します。
私個人も真善美に沿って動きます。
この哲学は奥が深いですが、
会社へ持ち帰れるまでもう少し頑張ります。
いつか自分の言葉でしっかり真善美が語れるように、
もっともっと勉強していければと思います。
わっしょい!
いつもありがとうございます。