縦の成長と横の成長（オープン社内報）
先週は、社内での活動が多かったので皆さんも、
私と同じような気づきがあったかと。
せっかくだから社外の人にも読みやすいように、
会社の制度も含めた取り組みをご紹介したいと思う。
先週は期初のため、盛りだくさんです。
①全社員総会（VTC）
②起業家育成アカウンタビリティグループ
の2つが開催された。
一つずつ記載していこう。
① 全社員総会（VISIT東北カンファレンス）
先日、VISIT東北グループの全社員総会である、
VISIT東北カンファレンス（2022年度キックオフ）が開催された。
4半期に一度全社員が集まり、研修を行うことになっている。
VISIT東北グループの研修制度は沢山準備されているが、
ベースは、ロバート・キーガン先生の成人発達論をベースとしている。
モデルとなる会社に感化されてその考えを踏襲し始めた。
縦の成長：人格的な成長、人間力的なもの。
横の成長：スキル的なもの。
デジタルの世界で表現すると、
縦がOS（Windows/iOSみたいな基本ソフト）であり、
横がアプリケーション（ソフトウェア）のようなものである。
基本ソフトをアップグレード・アップデートし、
アプリケーションを効率よくインストールしていく。
これによって大人になっても成長し、
結果的に、
社員の幸福・成功へとステップを進めていくことを支援する。
そういった思いで会社を設計している。
この日は、「横の成長」に重きを置き、
全社員プレゼンテーション大会を実施した。
社員にプレゼンテーションスキルをインストールするためだ。
このスキルアップの方法は、尊敬する経営者が行っている取り組みを
コピーさせていただき同社でも実施をし始めた。
今回は、これに加えてキーノートスピーカーを招いた。
前職マイクロソフト時代の上司をお招し、
縦、横、双方向の学びをインプットした。
①askを短い時間でシンプルに伝える手法。
②自分の人生を逆算して今を計画する手法。
③インパクトスピーチ
など。
私の気づきは、大きく2つありました。
一つ目は社員から得た気づきです。
プレゼン大会は今回で5回目となり、
社員のみんなの横の成長（プレゼンスキル）を感じるとともに、
縦の成長も感じることができた。
お互いで熱く鼓舞しあい、
大切にする価値観をしっかり共有できる姿勢そのものから感じた。
仲間で助け合い、補い合い、人としてもたくましく成長できる。
今回は特に両軸での成長が強く垣間見ることができた。
横のトレーニングであっても、
縦のトレーニングにもつながる。
もう一つは、講師をお願いしていた前職上司からです。
前職、約3年間ご一緒していたと思うのだけど、
あの時点の私は正直、
その言葉の本質は殆ど見えていなかったと思う。
当時の上司の言うことも、今回の講演内容も、
本質的には同じことであったと捉えている。
しかし当時の私は、
ある意味サラリーマン的に次第点でこなしていたというか。。。
それが今聞くと、ほぼスッと頭に入るようになっていた。
すでに通過していた復習点もあったが、
新しいインプットも簡単にインストールできた。
これは、キャリアステージが進むことで、
言葉が入ってくる度合いも変わってくるということ。
そんな気づきをいただいた。
つまること、目の前のことに愚直に一生懸命であるか。
これに尽きるのではないかと考えた。
退職を決めた7年前。
その上司と会話したことは今でも覚えている。
いつか会社が大きくなったら、社員の前で講演してください。
なんてことを言っていて。
それが実現して。
そしていただいた言葉がはっきり理解できて。
本当に良い時間だった。有りがたき幸せ。
ありがとうございました！
② 起業家育成アカウンタビリティグループ
DODODO海賊団という通称で、
私が尊敬する東北の起業家先輩に講師を引き受けてもらい
グループ内起業家の育成を行っている。
行っていることはいたってシンプルで、
① 先月のコミットメントの進捗
② なぜそういった結果になったのか
③ シェアしてほしい事
④ 来月のコミットメント発表
これを毎月行っている。
今回も全員参加し、経営者としての横のスキルアップ。
横のつながり・仲間からも経験シェアをもらい、
切磋琢磨と全体底上げで成長していくプログラムだ。
EOのアクセラレーター育成で採用しているメソッドでもあり、
それを踏襲して使わせてもらっている。
そして先輩起業家の言葉からは縦の成長（気づき）もいただける。
私自身はオブザーバー参加しているのだが、
その気づきが非常に多いのがみそであると私個人として感じている。
私の人生理念の一つでもある「超越する」
ということのレベルアップのヒントがもらえた。
この日の一つのシェアは、
「思考は現実化する」というナポレオンヒルの話。
受講しているアチーブメントの研修もこれがベースになっているけど、
簡単にいうと、願望と目標を明確化し潜在意識に流し込む。
それによって確実に現実化させるという考え方である。
思考の現実化。
言葉のとおりで思考することでそれが現実化する。
その過程に出てくるありとあらゆる課題や障害は、
現実化するまでのプロセス。
どんなトラブルも動じる必要はない。
全てがプロセスなのである。ということ。
超越者としてどんな困難苦難にも動じる必要はないということ。
感情を動かしたりすることなかれ。ということ。
とはいえ、これまでも感情が動くことはあった。
感情を動かす必要すらない。
というのは面白い気づきでした。
これもある意味、思考の技術なのだと思う。
感情動いたときに意識してみたい。
相変わらずこの漢からは気づかされることが多い。
こちらも感謝。ありがとうございます。
最後に、やっぱ人だなー。って思う。
TTP（徹底的にパクる）もモデルが必要だし、
昔のご縁を大切にするのもそうだし、
講師をお願いできるのもそうだし。
うーん。人だ。やっぱり。
志を持つ人と人でハッピーな未来を創る。
オープン社内報のご説明
先週の学びのシェアをオープン社内報として社内・社外へ公開いたします。(4/3の週の学びリスト)