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#22 悪い方ではなく、いい方のやつを【書評】マッキンゼーで25年にわたって膨大な仕事をしてわかった いい努力
◾️要約
自分で自分の時間をリードしていくため、”いい”努力をしていくことが大切。闇雲に努力してもダメ。次の行動をクリアにし、早く、動く。そのための努力を行う。
思考法、時間管理、チーム力の活かし方など様々な点でいい努力をして、悪い努力しないこと。
近視眼でなく、大局をみて、全体の中で重要度を見極め、行動に移すことが成果を出すことにつながる。
◾️感想
マッキンゼー(の方の)本。どんだけ。
けどやっぱり本質は同じで、ゼロ発想で受け身でなく、自分で考えるということ。
前例踏襲で、考えずに努力すれば成果が上がるわけではない。意味のあることをやっていく。考えること。
言われたこと、与えられたこと、全てが重要ということはまずない、というか時間も限りがあるので、メリハリつけないとやっていけない。
当然、やるからには100%でやるんだけど。これは人生全てに言えること。
◾️オススメ
成果を上げたい人に。
◾️要約(詳細)
◆第1章 努力の質を変える 仕事にいい流れをつくるルール
◯(=良質)「人に頼ることも責任と考える」
×「最初から最後まで自分だけでやる」
成果を出すための努力には”いい”努力と”悪い”努力がある。”いい”努力をするには、考えることが大切。何のためにやるのか。自分にとってはこれを乗り越えた時、どうなるのかなど。意識しているのとしないのでは成果に違いが出る。
まずはそれを意識し、考え、成果を出す流れを作っていくこと。
※流れは自分たちで持ってくるもの。リョータ。逆にいうと流れが悪いと感じる時、何か間違った努力をしているのではないかと考えたほうがいい。
◆第2章 いい努力を生み出す思考法 次の行動をクリアにする考え方
◯「書いて話して仮説を強化する」
×「仮説を一人でかかえ込む」
良い努力をしていくためには思考法も大切。情報から意味合いを読み取り、深く思考し、洞察を導き出す。それに対して仮説を立て、重要な部分について検証していく。オープンに、人に聞きながら進める。次の行動をクリアにしていくことがいい努力。
※next actionが明確になっていますか。会議の後、誰が何するか、共通認識になっているかな?
◆第3章 いい努力につながる時間術 早く動いて努力の成果を最大化する
◯「フロントローディングを徹底する」
×「きつい仕事を後に回す」
全体を俯瞰し、フロントローディングしながらやるべきことを見極め、自分で時間をコントロールしていくことが努力の成果を最大化する。
※「明日やろうはバカやろう」遠藤。
◆第4章 いい努力を進化させる 自分を成長させ続ける行動法
◯「仕事の設計図をつくる」
×「先行きを見通すことなく、個々の仕事を手がけていく」
設計図を描いて全体をみながら仕事する。今だけでなく未来を見据えて投資する。スピードに意識して。これが成長を続ける行動法。
※自身の成長に対して貪欲になれるか。ここではないどこかへ。え、現実逃避ではないです。
◆第5章 人と一緒にいい努力をする 最も大きな成果を生み出す仕事術
◯「結論をはっきりさせる」
×「結論を確認、共有しない」
チームで多様性を理解しながら進めるほうが成果は出る。そのためちゃんとノーム(規範。倫理観に近い。)と活動プランを決め、議論を有意義なものにしながら活動することが成果につながる。
※議論、とは何か、自分とは異なる視点からのアドバイスや論理におかしな点を指摘してもらい、方向性を正すこと。否定だけ、Yesパーソンだけでは何も進まない(進んでいてもそれは破滅への道)。
◾️アクション
・遠くの大きなゴールを目指す(本質は何か、どこを目指すかを口癖に)
・考える時間をつくる(時間を生み出す)
・つねにフロントローディングする
◾️読みやすさ
★★