350円分の後悔

　　ヘアクリップを探す旅に出ることにした。街ゆく美人たちが髪の毛を纏めているアレである。わいンゴもそれを手にしたら美人に一歩リードだ！とアクセサリーショップに入店した。違いもよう分からんかったので目に入ったものを買うことにした。お店でタグも切ってもらいすぐにトイレに向かった。しかしうまくできないのである。10分くらいクリップと格闘したがうまくまとめることはできなかった。帰宅後Youtubeの参考動画を見てみたりしたが、そもそも根本的にサイズが合っていなかった。私の毛量にこの新人ヘアクリップは対応できなかったのである。自分の毛量の再確認と衝動買いと言えるこの350円の出費をひどく後悔した。350円は大きいのだ。この後悔は3日続いたと思う。たとえどれだけ富豪になっても、この350円の執着を忘れない。　ヘアクリップの旅は今も続いている。個人的ベストヘアクリップを求めて。

　もうすぐ1年が終わる、ということを手帳で感じるのはなんだか悪くない。月間カレンダーを遡ってみるとああなんだかんだ私は活動していたらしい、と振り返ることができる。私は予定だけではなく何かイベントがその日に突然生まれて参加した時も事後に月間カレンダーに記入する。ぎゅうぎゅう書かれたカレンダーを見ると薄い優越感に浸ることができる。いっぱいタスクがあるのは嫌いなくせにね！1日1ページ書いてる日記を読み直すことは最近あまりないけど、パラパラするだけでなんか良い。自分が詰まっていることがわかる。何にもなかった日でも意外と日記は文字で埋まっていく。たまに文字じゃない時もあるけど。ぐるぐるした思考をそのまま文字にしてみたり、そのままの情動を遠慮なく書いてみたりするのだ。日記を書くのに15分くらいかけている。なんかこう、思考が風呂に入っているような感覚なのである。嫌いじゃない。

　何もない日にオシャレして出かけるという行為が自分にとって大切であったことを知りました。何をするかは決まっていないけどとにかくお出かけする。月に一回はそれを実行した方が良い。オシャレするとエネルギー循環効率がいつもより良くなる感覚がある。たくさん息を吸って歩きたくなるような。つまるところモチベーションなのだろう。自分の気合の入る服を着るだけでバフが盛れる。この事象を概念礼装効果と個人的に呼ぼう！あと、心の健康に直結している気がする！そうリフレッシュだ！とはいえ毎日オサレしていると心が疲弊する。何もかも適度だ。　

　んなうまいことなんでもバランスよくできるかよ！バランスのいい食事に適度な休息、適切な友人との距離、自分の心の慰め方！適度の一言でまとめられてしまうと偶に「ｳﾜｰｰｰｰｯ‼︎」となる。自分の「適切」を常に探しまくって疲弊している！

　とにかくまあその1日は良かった。心地よかった。この街に来て初めて乗ったバスは地元のバスとは違った。人が絶えず乗ってくるが座席は常にどこか空いている。乗車率67%くらいがずっと続く。悪くない。時間と一緒に景色を眺める。これだから一人旅はいいんだ！　たとえ1日の外出だって新しいものに触れていればそれはきっと旅である。　　　　　

　感情のことを語る場合は「矛盾」を否定しないでいたい。別の実践的な状況においては矛盾していることはよくないでしょうし存在してはいけないものかもしれないけど、概念的なことを話す上では矛盾を排斥しないで置いておきたい。矛盾こそ自分が心の中で葛藤している証だし、その過程は一度受け止めてあげたい。他人の話でも一度はそうやって受容できる人間になりたい。合理性は確かにない。より情動的な部分の話である。「共感を求めているだけだ、なんの解決にもならない」と言われればそうかもしない。ただ少しだけこちらを向いて欲しいのだ。我が儘な話である。

　今壁に貼っているミュシャのポスターをめっちゃ気に入っているのだ。見上げると他のことを数秒忘れさせてくれる。微々たるパワーが発生しているのだ。私の小さな信仰だと言っても過言ではないのではないか！？以前noteにも書いたが私は今までポスターを貼ってこなかった。しかし今ならわかる。ポスターを貼る人の気持ちが。同時に「怖っ」とも思った。宗教の萌芽を感じた。神聖さを感じてしまうのか…？？？偶像崇拝偶像崇拝！！
　やはりそんなに深く考えずに「良いから貼る」でいいや。むしろそれがいい。みんな！ポスターはいいぞ！

　美術館や展示に行ったら記念としてポストカードを買うようにしている。着々と集まってきていて見返してニヤニヤするのである。見たもの全てを覚えておけるわけではないからこそこうやって証拠のようなものを持って置けると安心するのだ。

愛の半身浴をしていたい！客観的に愛を見れる位置にいたい！

　いつかこのnoteを消す日が来るのだろうか。見て！これ私の作品です！と積極的に前に出していくことは絶対にしませんが、自分なりに時間をかけて構想したものではあるので愛情みたいなものは恥ずかしながらある。というかね、エゴの煮凝りのような何の実用性もないこの駄文をいいねしてる人や読んでくれたりする人がいることは本当に驚きであり感謝なのです。ただずっと公開し続けるのは小っ恥ずかしいという気持ちもあるのです。大学生中だけの活動でもある気がする。　でも、自分の愛情はいいとしてそうした誰かからの小さな「いいね」がなくなってしまうことは少し悲しい。　　　　いつかはやめてしまうとしても今はまだその時じゃないね！大学生期間もあと一年あるものね！モラトリアムだもんね。
私の文を定期的に読んでくれている人と対面で話してみたい。

もうすぐ映画の日ですね！やったー！映画が1000円で見れるぞ！見る映画の候補は首かゴジラかエクソシストかゲ謎です。ゲ謎はちなみに2回目です！

鍋が本当に美味しいので今日も一人鍋の仕込みをするのです！！人間関係を暖めましょうとは言いたくないけど体と心と足首は絶対に暖めた方がいい！マジで足首は取り外してチンしてから寝るべきだ！！！！