想う言葉に触れる旅
明かすこと。ずっと閉ざしてきたこと。話すことで、なにかが溶けてゆく。そこにいのちがあった。いのちが表現された表情があった。あるがままは、美しかった。笑わなくてよかった。泣いてもよかった。あることを、あることとして、表現して、受け取り合った。
明かすことは、時として、困難を伴う。あることがあると、認めることに、抵抗する。ずっと抵抗して生きてきたのだから、その抵抗は当たり前のことだった。抵抗もあるよね。そうやってあることを一つひとつ、感じながら、旅は続いてゆく。あることがある。どこまで行っても終わらない旅。
旅の途中で、同じように旅をしている仲間と出会う。今、あなたのなかに、なにがありますか。ぼくのなかには、こういう感じがあります。交換して感じ合って、力を与え合う。分かち合い、いのちを感じ合って、ぼくたちは生きている。
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ひらすらに、あることがある、で生きてみようと思う。と書いてみて、あることしかないのになぁ、と思う。微笑む。そうなんだよなと、思う。感じる。
とても感じることがあった。この感じで、生きていきたい。毎日は疲れるかもしれないけど、その感じを受け取って生きていきたい。ぼくは受け取り合って、分かち合って生きていきたいんだ。
数週間の間に体験したいろんな出来事。出会った仲間と過ごす時間は尊い時間だった。あのような時間をぼくは求めていた。願っていた。そして、ともに創り出すことができた。ほしいことはほしいし、ほしい感じがぼくのなかにある。それは、誰かに与えてもらうことを待たなくても、自分で創り出すことができる。与えてほしければ、与えてほしいと言えばいい。
より深く、ぼくがぼくのことを感じて受け容れて、深くに潜っていけば、そこにいのちがある。そのいのちを深く感じて、いのちのあとについていけばいい。そうして体験することは、いのちの体験となる。あぁ、ほんとうに、あることがあるんだねと、分かち合う体験になる。もうこれでいきたいんだ。生きたいんだよ。
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