『南方熊楠』さんと『粘菌類・地衣類』『生態系』
皆さん、こんにちは。マルチライティング『宙唄(そらうた)』です。
前回、
『地球と生命』
について記載しました。
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良かったらこちらのマガジンもご参照ください。
宮古島市には未来創造センター内に図書館があります。
こちらに宙唄は頻繁におりますが、
その2階にある郷土に纏わる姉妹都市や文学者のコーナーをよく散策しています。
そして、折口信夫さん、柳田國男さん、谷川健一さんらと並んで、
『南方熊楠』
さんと、
『地衣類・粘菌類』
を着想するに至ったので、今回はそちらを纏めていきます。
まずは『ChatGPT』から。
①南方熊楠と地衣類について
南方熊楠は、地衣類(ちいるい)に関する研究でも知られています。地衣類は、藻類と菌類が共生した生物で、一般的には樹木や岩石の表面に見られます。南方熊楠は、特に日本における地衣類の分類や生態に関する詳細な観察を行いました。
彼は、地衣類についての多くの標本を収集し、これを日本の自然誌に寄与する資料として利用しました。南方熊楠の研究は、地衣類の生態的役割や地域性についての理解を深めるものであり、彼の収集した標本は今でも貴重な研究資料とされています。
南方熊楠の作品には、地衣類に関する調査や分類の結果も含まれており、これにより日本における地衣類の多様性についての理解が広がりました。また、彼の研究は、地衣類が環境の指標として重要であることを示す示唆も盛り込まれています。
②南方熊楠は地衣類の何を研究し、またそれは生態系の何を解明する事に寄与したのか?
南方熊楠は地衣類について、主に以下の点を研究し、それが生態系の理解に寄与しました。
地衣類の分類と多様性: 熊楠は日本に存在する地衣類の種類を広範に調査し、詳細な分類を行いました。地衣類の多様性を明らかにすることで、その生態系における重要性を示しました。
生態的役割: 地衣類は環境指標として重要であり、南方熊楠はそれらが環境変化に対して敏感であることを示しました。地衣類の存在や種類は、周囲の生態系の健康状態を反映するため、彼の研究は環境保護の観点でも重要視されています。
生物間相互作用: 熊楠の研究を通じて、地衣類が他の生物(例えば、樹木や岩など)との相互作用についての理解が深まりました。地衣類は、基質に栄養を提供し、また微生物の生息地を提供することで、生態系のバランスを保つ役割を持っています。
地域性の理解: 彼の研究は、日本の地域ごとの地衣類の分布に関する知見を提供しました。これにより、特定の環境条件下での地衣類の適応進化や生態的特性についての理解が進みました。
これらの研究成果は、生態学や環境科学、さらには保全生物学の分野にも影響を与え、地衣類の重要性が認識される助けとなりました。南方熊楠の業績は、これらの生物の生態系における役割を示す一例として、今でも広く評価されています。
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前回、約30億年前にシアノバクテリアの誕生による大酸素イベントがあり、
約20億年に、真核生物が出現した事をお話しました。
地衣類とはなんなのでしょうか?
ChatGPTによると・・・
地衣類(ちいるい)とは、藻類と菌類が共生した生物のことで、主に岩や樹木の表面、土壌などに生息しています。地衣類は、菌類が主導する構造であり、その中に藻類が取り込まれ、光合成を行うことで栄養を提供しています。
1. 基盤となる生物の誕生
単細胞生物の進化: 地衣類は、約11億年前に出現したとされる地球上の初期の単細胞生物から進化してきました。これらの生物は、藻類や菌類といった異なる生物グループの先祖と考えられています。
2. 藻類と菌類の共生
共生の始まり: 約7億年前に、藻類と菌類が共生関係を形成したことが地衣類の起源とされています。藻類の光合成能力と菌類の水分やミネラルの供給により、この新しい生命形態が進化しました。
3. 多様化
環境適応: その後、地衣類はさまざまな環境に適応し、多くの異なる種が出現しました。乾燥地、高山、極地など、厳しい条件でも生育できる能力を持つ地衣類も多く存在します。
4. 形態の進化
形状と特性の多様性: 地衣類は、フラットなシート状、隆起した生え方、繊維状など、さまざまな形状を持ち、色も多岐にわたります。この多様性は、異なる生態系や環境条件に応じた適応の結果です。
5. 現代の地衣類
生態系への貢献: 現在、地衣類は生態系において重要な役割を果たしており、栄養の循環や土壌の形成に寄与しています。また、環境指標としても利用されており、環境変化を理解するための重要な手がかりとなっています。
地衣類の特徴
共生関係: 菌類が藻類から光合成によって得られた栄養を利用し、藻類には水分やミネラルを提供します。2つの生物が相互にメリットを享受しています。
多様性: 地衣類は約20,000種以上存在し、形状や色彩、成長場所によって大きく異なります。
環境指標: 地衣類は環境変化に敏感で、大気中の汚染物質に反応します。そのため、環境保護の指標生物とされることがあります。
耐性: 極限環境(乾燥、高温、寒冷など)にも耐える能力があり、荒れた土地や極地でも生育が可能です。
地衣類の利用
地衣類は、以下のような用途があります。
染料や薬用: 一部の地衣類は染料や伝統的な薬として使用されることがあります。
生態系の改善: 土壌の保水能力を高めるなど、植物の生育に寄与します。
美術・工芸: 風景画や装飾に利用されることもあります。
藻類や菌類とは別でありながら、シアノバクテリアや藻類と共生することにより生存する単核生物の進化系
『共生体』
。
「南方熊楠」
に見えていた世界は、彼の見えていた
「共生体」
としての「現実世界」
は、
恐らく同時代を生きていた
「殆どの人に理解されなかった」
のではないかと推察されます。
「富国強兵」「欧米列強に肩を並べる」「大東亜共栄圏」
の時代です。
仮にもし、「南方熊楠」が政権を握る事があったら、
きっと
「地球人類の完全変態的共生社会モデル」
を確立していたかもしれません。
しかし現実の歴史は「大日本帝国」は「現人神」であった昭和天皇と共に「解放戦争」に邁進し、最後は連合軍、アメリカ合衆国大統領トルーマン支持の元で、広島長崎への原爆投下という惨劇の終焉を迎えます。
『正義』と『平和』は対義語
であろうと感じます。
人類は「正義」という「大義名分」の元、「破壊や殺戮」
を行う。
平和とは「調和」や「安定」を伴う状態
を指すだろうと。
我々地球人類が、未来に向かってどんな完全変態により、子孫に
「ネオサビエンス」
が誕生していくのか?
その全ては
『ウロボロス』
に戻ります。一つの
「球体惑星地球」の46億年の「水」に纏わる壮大な物語の一部
にすぎません。
天の川銀河系の外れにある、
「太陽系第三惑星地球」
に
「水」
が存在している限り、
「生命達の物語」
は続いていきます。
「母なる地球」を「遊び場」
として。
いかがでしたか?
またどこかでお会いしましょう。ライター宙唄でした。