2024年ノーベル賞発表!④「文学賞」
みなさま、おはようございます。
マルチライターの宙唄です。
昨日まで、3つのノーベル賞(化学賞・物理学賞・生理医学賞)の受賞者を見てきました。
AI関連が2つと、RNA情報、「人知をはるかに調節した情報」の時代到来を告げたものであった、またそれが適切に地球人類に活用されていくことを、全人類が意識的に見つめ、認識していく事を、ノーベル賞選定者達は我々にメッセージとして伝えたかったのではないか?と感じます。
そして今回は第4弾として「ノーベル文学賞」です。
シンガーソングライターの「ボブディラン」が「風に吹かれて」によって文学賞を受賞して以来、ノーベル賞も在り方が変容してきているように感じていますが、
今回のノーベル文学賞は「大韓民国」の女性作家「韓江(ハン・ガン)」さんでした。
ハン・ガンさんはアジア人女性として初のノーベル文学賞受賞で、大韓民国の作家がノーベル文学賞を受賞するのも初の事です。
ハン・ガンさんは国際ブッカー賞を受賞してから、ノーベル文学賞の本命だった様子です。
ハン・ガンさんがテーマにした光州事件は軍事政権に対し、民衆が蜂起した事件であり、済州島4・3事件は1948年ー1953年の間に島民が数万人虐殺された国家権力よる犠牲の事件だった。
太平洋戦争終結後、第日本帝国軍が撤退して、アメリカ合衆国を主とした連合国と、ソビエト連邦の新しい覇権争いの渦に朝鮮半島は朝鮮戦争へと突入する。
いまだに朝鮮民主主義人民共和国と大韓民国の間には恒久的な平和は存在せず、それぞれの軍隊が牽制しあった緊張が「38度線」に存在する。
私のいる宮古島諸島の、台湾(中華民国)から東に400キロほどの場所に存在している。
北朝鮮による長距離弾道核ミサイルと共に
台湾と中華人民共和国との、所謂「台湾有事」が懸念されている。
宮古島の海岸には、太平洋戦争時の旧大日本帝国軍による防空壕が海岸の岩肌に散見される。
結局琉球沖縄は宮古島ではなく、沖縄戦は沖縄本土にアメリカ合衆国軍が上陸して、民衆を巻き込んだ惨劇となった。
済州島にせよ沖縄にせよ、東洋における神秘的生態系の美しい島々。島民達や先住民は、生態系と共生した厳しくも美しい生命のあり方を、体現してきた人類文化の極みの様な風土だ。
西洋や先進国は、なぜ局地で争ってきたのだろう?
また極東アジアで、西洋の代理戦争を起こそうとするのだろうか?
「地球は一つの生命体」だ。
どこかで、自然破壊や悲しみ憎しみが生まれれば、因果律によってそれは己自身の社会や家族、子孫へと因果を作り出し自らの地球物語を地獄へと誘う。
植物や菌類、虫達や他の地球生命達と同じように
共生社会に気づき、宇宙真理にただ放擲して生きることによって、
我々人類も地球と共に未来を紡ぐ事になるだろう。
当たり前の、「今」が存在する奇跡を。
いかがでしたか?
今回はノーベル文学賞2024 「韓江(ハン・ガン)」さんの話から、
極東アジアの紛争と平和、人類が地球に生きる意味についてライティングしてみました。
今回のノーベル賞の各賞の受賞理由にはとても人類へのメッセージ性が強く感じられます。それだけ重大な局面の時を地球人類は迎えているのでしょう。
次は「ノーベル平和賞」です。
ではまた!