『逃げる』は『恥』なのか?それとも『役に立つ」なのか?『競馬』や『出雲』から『伊勢』そして『箱根』に続く競走を絡めたあれこれ。
皆さんこんにちは。何でもストーリテラーの宙唄です。
今回のテーマは
『逃げ』
にしてみました。
サラブレッドによる競馬において
『逃げ』
という戦法があります。
競走開始から先頭に立って、ゴールまで先頭を譲らずに走り切ることを
『逃げ切り』
と言います。
しかし、
我々日本人の中には『逃げ』を『恥』と捉えている
ような心当たりはありませんか?
星野源さんと新垣結衣さんが主演した
大ヒットドラマ
『逃げるは恥だか役に立つ』
は
少女漫画家海野つなみさん原作の2012年作品の作品。
そもそも『逃げ』とは何なのでしょうか?
今回
『逃げ』
をテーマにしてみようと思ったきっかけは、上記の著書で有名な
『和田秀樹』さんのラジオ番組を車で聞いていた
ことからです。
『逃げ上手は生き方上手』
『逃げる勇気』
彼は精神科医で、様々な患者さんを診察する際に、
『会社に行きたくない』『人間関係が辛い』
『家に居たくない』
などの悩みを聞いた時に
『そんなに辛いなら逃げていいんじゃないの?』
と思ったそうです。
真面目な人はそこから『逃げる』ことが『出来ない』
迷惑をかけてはいけない
世間からの視線や、噂、常識を大切にしなければいけない。
その医者が更に加えていたことがあって、
大抵治療法の常識通りしていてどんどん悪くなる人がいます。
今はネットで様々な統計を見れる様になりましたが以前は、
勇気を持って逃げずに立ち向かい乗り越えていく!!!
が
賞賛に値する生き方!!!
と
社会全体が決めつけていた様な気はしませんか?
そういう人に限って、
津波や地震が来た時には真っ先に逃げますよね?
それなのに
精神的に追い込まれ「自殺」するような環境にいる
のに
「逃げる」のはダメなのでしょうか?
『嫌なら逃げていい』
『違うなら外れていい』
というか、場所を変えること、別の生き方をすること
だって立派な在り方なのではないか?
と感じます。
逃げ馬になるのは性格上の特性として、馬群にいると落ち着かない気性だったり、そもそも末脚は劣るが持久力があったり。
人類だって
『一人一人にあった人生という競走の在り方が、この地球上に、社会にあればいい』
わけです。
余談ですが、今年も伊勢路にて
秩父宮賜杯全日本大学駅伝対抗選手権大会が開催され『國學院大学』が初優勝
を飾りました。パチパチパチ👏👏👏
私は大学生だった時に駅伝に興味が湧き、それからずっと三大駅伝駅伝の
『出雲』『伊勢』『箱根』
を追いかけています。
そして特にここ数年、毎年日本人の駅伝への関心の高まりを感じています。
恐らくSNSや情報や生き方在り方の多様性と、
商業的なスポーツの在り方より本質的なありのまんまの感動としてのスポーツ大会の在り方を、人々が共有し始めたからではないでしょうか?
駅伝は大学の名前を背負ったアマチュアの大会であり、
ごまかしの効かないガチンコ勝負です。
『リアル』中の『リアル』
脱水や転倒など様々な要因で襷が繋がらない可能性すらあります。
どんなに素晴らしいリレーが行われても
『たった一つ』で全てが終わることもあります。
馬の言葉に
『無事是名馬』
というものがあります。
今、我々は
『生命の襷』
を受け取り
地球という惑星に共生
しています。
日本国家の未来にも
『多様性や自由』
というものが、
世代間を結ぶ人生という襷を繋ぐ命のリレーが地球との共生が今と未来が繋がっていく事
を力強く続いていくことを願ってやみません。
See you next time!!!