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縄文人、弥生人、日本神道と、南国の風土etc.

こんにちは。マルチライターの宙唄です。

実は今日は私の誕生日です。それに合わせてか、この宮古島列島で最も重要な祭祀が池間島で行われています。

この島に来てから毎日不思議な奇跡的な出来事の連続ではありますが、
私がこの地球の生命として、出来るだけの意識を以て御嶽にて放擲の祈祷をしたしました。

限られた人だけが辿り着く聖地に私があった事に至福と歓喜を感じています。

さて、皆様は「鬼界カルデラ」をご存知でしょうか?

鹿児島から南へ約100キロほど行った所にある海底火山になります。ここはフィリピン海プレートがユーラシアプレートぶつかり合っている活発な火山です。
写真は屋久杉ウィルソン株を選択させて頂きました。

7300年前に噴火して、九州南部の縄文文化を破壊して、津波を発生させたとされています。

15万年で14回の噴火ですから約1万年に1度の周期で大噴火してきたとされています。

その際の火山灰は本州のほぼ全域、遠くは青森や朝鮮半島まで到達しています。沖縄も那覇など本土まで達していますが、風の影響もあり、宮古島先島諸島には達していません。

この島を体験した人にしかわからない感覚ですが、ここは日本というよりは、グアムやミクロネシア、フィリピンなどに近い生態系の気配を感じます。

実際、フィリピンからの祖先の血脈を持つものは宮古島にはいる様です。

歴史を見ても、飛行機がなかった時代、琉球や薩摩、日本からの支配は薄く、台湾や中国からの船の輸送が多かった様子で食器などは16世紀頃から大陸のものを使用していた様子。

宮古島唯一の神社は宮古神社と言われていますが、17世紀に熊野神社から伝来した様子。圧倒的に土着の風習、琉球の御嶽に宿る精霊達やニルヤカヌヤ(ニライカナイ)信仰の影響が強い。

更に言えば、伝説の祭事、ウヤガン(祖霊祭)の様に、地球神自然神が生命誕生から繋がっている意識を、海に囲まれた海風と潮、湧水の島の生態系環境からの気づきを持っていた可能性が高く、仏陀が菩提樹の木下、瞑想で悟ったように最先端の生命科学や宇宙真理を、ユタやノロと言われた神女達は気づき、祭祀として継承して行った可能性が高いと私は感じている。

民俗学者の谷川健一さんらは、「邪馬台国は東遷したか?」
という著書を残している。

邪馬台国、倭国の女王は、卑弥呼は、九州に辿り着いた、琉球あるいは、宮古島諸島にルーツを持つ女性だったのではないか?と私は推察している。

根拠としては、まず宮古島諸島において、まつり事や神に繋がる啓示判断を委ねられる人が女性である文化が明確にあるからだ。
日本神道や九州男児と呼ばれるほど、日本列島の男尊女卑は朝鮮半島と通じる弥生人の渡来文化が由来と感じる。

過去の歴史がどうかは別として、私たちは今、宮古島という場所、環境、風土の中生活をして体感体験を重ねている。

そしてその生態系の神秘は、今後の地球環境と伝統文化、風土と最先端研究や技術、国際社会が意識している資本主義の過度な乱開発、貧困、気候変動など全ての様相が一つに詰まった島を形成している。

私はプレートニクスやミトコンドリアイヴ、ニュートリノの研究などが、宮古島の秘術ウヤガンの神秘を明かす日は近いと感じている。

そんな事を感じながら、モン・サン・ミシェルのフォルムを想起させる大神島を拝みながら、明日を未来があり地球人最後の日まで幸福な歓喜に満ち溢れた生態系循環の中にある事を宇宙のシナリオに放擲している。

私は地球生命、生態系、精霊、神々は一つであると捉えています。人類が千年先にも続いていく為にも地球生命体との共存共生は、今人類社会を生きる我々全ての責務です。これからも地球規模で、生態系保全や風土に紐づいた文化、生態系資源を未来へ繋ぐの活動を、皆さんと共に共有して生きます。