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金利なんてちんぷんかんぷんな私でも納得できた「得する方法」をコッソリ教えます

こちらの記事は、ご恵贈いただいた書籍
『金利で損しない方法、教えてください!人気FPが教える金利上昇時代の「お金の新ルール」』(深野 康彦 著)
のレビュー記事です(PRを含みます)。

知らぬ間にモンスターを生み出していた


物欲は少ない方だと自負していました。

しかし、周りの人を見ていると羨ましいと感じることがあります。「家族でグアムに行ってきた」とか、「コンサートに何度も行っている」とか、「新しいゲーミングPCを買った」とか……

そんな話を聞くたび、本当は物欲があるのに表に出せないだけのケツの穴の小さな人間だと思い知らされます。欲しいのに我慢して、自分には不要だと言い聞かせていました。

どうやら私は、「お金が使えない症候群」に侵されていたようです。

「お金が使えない症候群」は、低金利の世界が生み出した悪の化身。時代が生んだ巨大なモンスターなのかもしれません。

我こそはモンスター!

現代日本には、私以外にもモンスター化して自己嫌悪に陥っている人が多いようです。もしかして、あなたもモンスターではないでしょうか?

原因は……
アイツです!

アソパソマソクラスの正義の味方と噂される日銀。景気を良くしようと日々努力して金利を下げていました。しかし、残念ながら日銀の願いは叶わず。景気が良くなることはありませんでした。


なぜだ?

なぜ景気が良くならない?


その原因は、消費税でした。影で操っていたのはそう、悪の親玉バイキソマソ。またの名を財務省といいます。多くの民が生活に苦しみ、節約に取り組むようになったのです。その結果、さらなる不景気へと……

もはや、猫まっしぐら 不景気まっしぐらです。

これが空白の30年。この期間に、多くのモンスターを生み出す結果となりました。まさか、私自身が財務省に操られ、醜いモンスターと化してしまっていたとは……



私が「お金が使えない症候群」であると自覚したのは、深野 康彦 著『金利で損しない方法、教えてください!人気FPが教える金利上昇時代の「お金の新ルール」(以下、お金の新ルール)』がきっかけでした。



『お金の新ルール』は、経済がちんぷんかんぷんの私でも理解できるようなわかりやすい言葉で書かれています。しかも、会話調で頭の中にスッと入ってくるので、活字の苦手な人にもおすすめです。


知っているようで知らない金利のこと

そもそも金利とは何でしょうか。知っているようで知らない金利。じつは、単なる「手数料」のことでした。つまり、金融機関との間でお金を貸し借りするときの「手数料」です。

金利は景気に応じて上がったり下がったりを繰り返すものですが、日本の金利は約30年もの間、驚きの低金利となっていました。銀行にお金を預けてもほとんど利息がつかなかった預金通帳を思い出してみてください。


なんだよ、7円って……


景気が悪かったため、金利を下げて企業が設備投資をしやすい状況などを手助けするためです。

しかし、残念ながら悪の親玉バイキソマソが、致命傷にはならない程度のつまらない攻撃を仕掛けてくるため、景気が良くなることはありませんでした。


低金利時代が終わる?終わった?


これから金利が上がるというのです。2024年12月28日の日本経済新聞によると、「長期金利上昇、一時1.11% 13年ぶり高水準」とのこと。ニュースは国債についての内容ですが、耳を疑うような数値です。

最近、年のせいか耳鳴りが激しくてよく聞こえないのですが、どうやら間違いではなさそう……


で、何がどうなるの?


『お金の新ルール』によると、「金利がある世界」では、今までのお金の常識が通用しなくなるというのです。

低金利時代の常識を変えなければいけない。
金利上昇をトリガーにした「ルール変更」を知らないことは大きなリスクになる。

『お金の新ルール』より抜粋


それでは、金利上昇時代に損をしないためには、いったい何をすればよいのでしょうか?

じつは、「金融資産を増やしやすい状況」が訪れるといいます。書籍を読み進めていくと、「リスクを抑えながら資産を増やす」のが正解と書かれていました。


重要なのは、債券や預金などで「お金を貸す側に立つ」こと。いつまでも借りているばかりじゃ駄目です。

えっ?貸してほしいの?
いいよ~。

くらいの感覚で……

貸せるお金が300円くらいしか無いのが残念なところ。


書籍には、下記のような具体的な方法が書かれていました。

・なるべく金利の高い「1年物定期預金」を選び、つなぎで毎年乗り換えるようにする。
・ピーク圏が近いと感じたら5~10年物の定期預金に入れる
・退職金は銀行などが扱う「退職金専用定期預金」に全額入れる
・10年物の国債の金利が1%を超えたときに買うのがおすすめ
・住宅ローン(信用度によって変動する)は、変動で借りるのが良い
・住宅ローンの中途半端な借り換えはやめたほうが良い

『お金の新ルール』より抜粋


前述したとおり、2024年12月29日現在、既に国債の金利は1%を超えています。私が知らないうちに、世の中は金利上昇時代に突入していました。ただし、詳しくないので国債を購入する方法はわかりませんが……


金利上昇の影響はじわじわと効いてくる


金利が上昇したところで、私たちの生活がすぐに影響を受けるわけではありません。金利上昇の影響は間接的に時間をかけて、ボディーブローのようにじわじわ効いてきます。


そんなヘナチョコパンチ、ぜんぜん効かないぜ!!


いかにも効かなさそうなパンチ(イメージ)

いつまで強がっていられるかわかりません。著者の深野氏も ”「自分にどんな影響があるのか?」という点が実感しづらい ” と書いているように、実感するまでにはタイムラグがあります。


ボウズ、なかなかいいパンチ持ってんじゃねぇか……


あれ?キックもありでした?(イメージ)

「気づいたときには遅かった」とならないように注視していきたいと思っています。

「ボクシングだと思っていたのに、いつの間にかムエタイルール(新ルール)に変わってるじゃないか!」

と嘆く前に知ってください。

今回、『お金の新ルール』を読まなければ、大きな損をしていたかもしれません。知らないと損をすることが多いと実感します。考えただけでホラーマソくらいの恐怖体験です。

もし、あなたが金利で損をしたくないと考えるなら、ぜひ『お金の新ルール』を読んでみてください。


謝辞

本書は『ツナグ図書館』を通じて、出版社のご担当者様よりご恵贈いただきました。この場を借りて感謝申し上げます。


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