母になっても、モテたい。というのは、悪いことなのだろうか?
「グータンヌーボ2」というバラエティ番組を見ていたら、MCの長谷川京子が年齢を重ねても異性にモテたいという発言をしていた。
「『長谷川京子とだったら付き合ってみたい』っていう選択肢に入りたい」
この発言に対し、ネットでは批判的な意見が多かったようだが、私の感じ方は少し違った。
いくつになっても、モテたい。
長谷川京子の発言を聞いた時、ああ、ちょっと分かるな〜と思った。私もずっとモテたいのかもな、と。
それは夫以外の人と付き合いたいとか、恋をしたいとかそういうことではなく、ただ、私とだったら付き合ってみたいと思ってもらえるような、そんな風に、魅力的に歳を重ねていきたい、ということなんだと思う。
子どもがいるという理由で制限されることもちろんあるけれど、でも心がけ次第で綺麗を維持することはできるはずで、そこの優先順位を落とさない努力をしたい。
かなり前になるが、友人のとある美人ママに「子どもがいると自分のケアなんてできないという話をよく聞くけど、◯◯ちゃんは変わらず綺麗ですごいよね」と言ったことがある。
そのとき「そんなのやる気の問題だよ」という言葉が返ってきたことをよく覚えている。その友人は、子どもと一緒にお風呂に入っているときは自分のケアなんてできないから、子どもを寝かしつけたあとに1人で入り直してケアをしている、とのことだった。
それを聞いた時、自分の少ない自由な時間を美容に充てる、その努力が彼女の美を維持しているのだなあと感心した。
当時の私はまだ結婚すらしていなかったのだが、今なら彼女のすごさがより実感を伴って分かる。
若い時にはない魅力を
そんな私はと言うと、今のところ、産後の体型が全然元に戻らない。おっぱいをあげていれば戻ると聞いていたはずなのだが、話が違う。
先日免許を更新したのだが、5年前の写真と見比べると、ほうれい線は深くなっているし、頬も以前よりたるんでいて、ああ歳を重ねたんだなあと実感する。
少し前までは、どうにかして老いに抗いたいと思っていたけれど、最近は、年相応で良いと思うようになった。
若さを目指すのではなく、若いときにはない魅力を重ねていきたい。
目尻のシワが魅力的に見えるような、チャーミングな歳の取り方をしたいと思うのだ。
そしてあわよくば「◯◯ちゃんのお母さん、綺麗だよね。」とちやほやされたい。という、そんな密かな目論見がある。笑
とかなんとか言いながら、今の私は「おっぱいをあげているから」と大義名分を謳って好きなものを好きなだけ食べる生活を送っているのだが。
しかし頬のたるみは愛嬌になるが、お腹のたるみは何とかせねばなるまい。
まずは産後一年が過ぎるまでに、このぽっこり出たお腹を引っ込めることが、モテへの第一歩だ。(先は長い)