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発信力と魅せ方が未来をつくる【フリーランスライターの歩み】

※この記事は2024年8月17日に配信されたインスタライブを簡単に要約したものです。省略した話題もあります。
すべて聞きたい方は、私のインスタアカウント(@eri.writer)でアーカイブ動画を公開(※配信から30日間)していますので、よろしければご覧ください!

今回はインタビュアー・ライターの岩井ななさんをゲストにお迎えして、ななさんがライターになったきっかけや仕事の取り方、2拠点生活、地方での仕事についてお聞きしました。

岩井ななさん(@nanast_gram)のプロフィール
💻Yahoo!ニュースエキスパート富山市
📚集英社MORE公式TOPインフルエンサーズ
として、全国のお出かけスポット情報をお届けしているライター。
富山⇄東京の2拠点生活をしています。

記事内にある発言「」は、岩井ななさんを「なな」、聞き手の私(小花絵里)を「絵里」と表現しています。


発信がきっかけでライターにスカウト

なな「私がライターになったきっかけは、ブログからのスカウトです」

岩井ななさんは、ブログでの発信を14年続けていたそうです。当時は小売業界で働いていたこともあり、はてなブログでファッションや旅行先のショッピングセンターでのことなどを更新していました。
当時からお出かけ情報について発信。同時に、インスタグラムでも情報発信していました。

絵里「ブログサービスって色々あると思いますが、はてなブログにした理由は何ですか?」

なな「Googleアドセンスで収益化したかったからです。はてなブログPro(有料版)と独自ドメインで運営していましたが、収益化はうまくいきませんでした」

岩井ななさんはブログ収益化そのものは上手くいかなかったものの、ブログを続けたことでライターの仕事獲得につながっています。
私もほとんどの仕事をブログ経由で獲得しているので、ブログで発信し続けることの大切さを改めて感じました。

求人応募でYahoo!ニュースエキスパートに

絵里「ブログやインスタグラムを見たクライアントから依頼されるってすごいですね!最初のお仕事が取材だったのですか?」

なな「いえ、最初にスカウトされたお仕事はライティングのみでした。取材のお仕事は、Indeedにあった求人に応募して採用されたことで始まりました。それが、今も続けているYahoo!ニュースエキスパートです」

絵里「Yahoo!の仕事って求人サイトにあるんですね!?」

当時、岩井ななさんは「地域情報を発信するライター募集」という内容の求人に応募。観光地の取材ではなく「地域情報」、さらに「富山市」に限定されていることに違和感があったので、先方から「Yahoo!ニュースエキスパートの仕事」と聞かされたときは「なるほど」と思ったそうです。
インスタライブ視聴者さんからも「私もIndeedの求人からYahoo!ニュースエキスパートになりました!」とコメントをいただきました。

なな「Yahoo!という文字は全然入っていない求人でした。でも、そこに興味を持って応募できるかどうかの判断が大切ですね!」

絵里「最初から取材のお仕事を1人でされていたのですか?事前に研修を受けたり、講座を受けたりしてから臨みましたか?」

なな「今は編集さんやディレクターさんが同行してくださることもありますが、当時は企画・アポ取り・取材・ライティング……すべて1人でこなしていました!研修などは受けていません」

絵里「え!すごいハードですね。インタビューや取材のスキルはどうやって身につけましたか?」

なな「ライター講座などは受けたことがなくて。とにかくやってみて身につけました。あとは、本を読んだり、音声配信でコミュニケーション術を参考にしたり。ライティングについては、自分が好きで『いいな』と思う文章に触れて学んでいます」

絵里「私も本はよく読みます。といっても、最近はビジネス本ばかりで小説などは時間がなくて読めていません……。やっぱり活躍していたり、成功していたりする人の考えや行動は参考になりますよね」

なな「バランスよく読むのが理想ですよね。成功者が自分とはまったく違うことをしているのを知ると、『こういう方法もあるのか!試してみてもいいかな』と選択肢が増えるのが良いですね」

仕事依頼のほとんどはnoteから

絵里「今はどこから仕事を獲得していますか?インスタですか?」

なな「お仕事依頼はnoteからが多いですね!ホームページ的に使っているnoteを見てご依頼……という流れです。だから、結構エゴサして、私のnoteやインスタが検索上位にあるか確認しています」

絵里「エゴサはどこでしていますか?インスタやnoteですか?」

なな「GoogleやYahoo!ですね!インターネット全体での検索です。何て調べたら自分が出てくるのか、よくあるキーワードで調べると自分の順位はどれくらいか、悪い評判はないか確認しています」

絵里「私も定期的に自分の検索順位を確認しているので、やっぱり他の人も同じことをしているんだな~と思いました」

なな「やっぱり私は『魅せ方』が大事だなと思っています。だから、自分が書いた記事が検索上位になっていても『あんまり検索上位にしてほしい記事じゃないな』というのを見つけると気になります」

絵里「本当はもっと良い記事も書いているのに!と思いますよね。そこは自分で調節できないので難しいですね」

プライベートでも食事に行く仲。富山つながりで仲良くなりました

2拠点生活を始めたら仕事が増えた

岩井ななさんが東京と富山の2拠点生活を始めたきっかけは、結婚でした。
富山で暮らしていたななさんと、東京で暮らしていた旦那さん。当初は、旦那さんと東京で暮らすので富山の仕事を徐々に減らしていく予定だったそうですが……。

なな「『2拠点生活』というワードがキャッチーで目にとまりやすいからか、富山での仕事が増えました!

絵里「ええ!?東京に拠点を移したら、仕事が増えたんですか?」

なな「メディアの編集部って東京にあるんですよね。恵比寿とか六本木とか。東京で直接コミュニケーションを取れて、東京と富山どちらにも取材に行けるからか、東京のメディアから富山への取材を依頼されています」

絵里「東京と富山どちらにも対応できるって、そんな人なかなかいないですよね」

なな「そうなんですよね。あと、田舎って排他的なイメージがあるかもしれませんが、富山の人は東京から来た私を受け入れてくれますし、興味を持ってくれます。心が広い方が多いのですよね。2拠点生活を始めてから富山の仕事が増えて、東京と富山を行き来するメリットを感じています」

絵里「私も富山で暮らし始めて、富山の人の温かさを感じています。優しい人が多いですよね。東京と富山の2拠点生活をしながら仕事を獲得するコツはありますか?」

なな「私は2拠点でポジティブに仕事をするために、基本的に交通費をいただかないんですよ。東京にも住んでいるし、富山にも住んでいるという感覚なので。もちろんいただけるならありがたいですけど(笑)
あと、交通費をどちらがどう負担するか交渉するのってストレスじゃないですか?私の方で「交通費はいただかない」と決めておけば、お互いがストレスなく話をスムーズに進められるし、ポジティブに仕事ができると思っています」

絵里「なるほど~。距離があると移動の問題がありますよね。お金もそうですけど、実際に東京と富山を行き来するのは大変じゃないですか?効率的にスケジュールを組むコツはありますか?」

なな「私は普段東京を拠点にしていますが、『2拠点』を前面に出しているので『富山での取材は、私が富山に滞在している日にあわせて決めてほしい』と伝えています。富山に行くときはまとめて滞在して、その中で仕事をしています。案件の都度行き来するのは難しいですし、スケジュールが合わなければ仕方ないかな……と。
わがままを言って申し訳ない気持ちもありますが、はっきりとスケジュールを伝えた方が、相手も『それだったら〇日にしよう』とか『今回は見送ろう』とか決めやすいと思います」

絵里「その都度行き来するのはかなりの負担になりますからね。富山には月にどのくらい滞在していますか?」

なな「だいたい月に1回、1週間から10日くらい滞在しています。東京と富山の行き来は気分転換にもなりますが、体力的にキツいと感じることもあります。『今富山にいて明日東京で取材があるから帰らないといけないけど体調悪い』というときでも新幹線に乗らないといけないので……」

絵里「新幹線での長距離移動、疲れますよね。体調が悪いときは特に辛そう。2拠点生活にはメリットもデメリットもありますね」

トライアンドエラーが成功のカギ

絵里「最後に、取材ライターや2拠点生活に興味ある方に向けてアドバイスいただけませんか?」

なな「取材ライターや2拠点生活をやる前、やりだした直後って、どうなるかよくわからないし、掴みどころがない不安があると思うのですよね。だけど、続けていくうちに自分なりのノウハウが溜まっていって、何が良くて何がダメか判断基準ができるはずです。
こんなことを言ったら元も子もないかもしれないけど、やってみてトライアンドエラーを繰り返して強くなっていくしかないかなと思っています」

絵里「わかります。とにかくトライアンドエラーを繰り返して、試行錯誤していくしかないですよね。みなさんも、『これがやりたい』と思うことがあれば、ぜひ挑戦してみてください!」

★お話していただいた岩井ななさん、インスタコラボ配信を見てくださった視聴者の皆さま、この記事を読んでくださった皆さま、ありがとうございました!


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