「一日一草」エキナセアの効能効果
つい先日のこと。いつものように朝起きてぼつぼつと動いていたら下腹部がなんかおかしいことに気付く。
久しぶりの感覚。以前もこれなったことあるな。
不快感といったら極まりなく、ずっとスッキリしない感じ
体のだるさもありちょっと今回は症状が強いかなと思ったほどでした。そう、その名は「膀胱炎」。
昔からたまに発症するので慣れていると言ったらおかしいが、お水をひたすら飲んでは出すといった感じでいつも対処してきていた。
植物療法を学び始めてから初めて膀胱炎になったので(ならない方が良いに決まっている)
これはチャンス到来!
効果効能も、自分に取り入れてみることが何よりもの学びであると思っております。良き機会に恵まれたとポジティブに考えることに。
髪結いの仕事でも同じようなところがあって、例えば色々なヘアスタイルを提案するだけでなく自分自身で実際試してみることで分かることは大いにあるのだ。
「私の場合は」と語れることは、何にも変えられない記録となる。
自分の場合はこうだったと「事実[を伝えられること。そして、次また同じことが起きた時に比べる基準が出来ること。どちらにせよ良いことばかりだ。
さて、なぜエキナセアというハーブを選んだのか。
メディカルハーブでは『免疫力を高めるハーブといえばエキナセア』と言われることが多い。
感染症予防に使われるハーブのひとつで、古くは根っこの部分のみ、を使っていたそうだ。それを今はまるっと全て使うことが出来る。
和名では'ムラサキバレンギク'と呼びキク科のお仲間で種類は3つほど。
膀胱炎は感染症の一つ。私自身でいえば環境も変わり引っ越しなどで疲れていたこと。そこに急な暑さにより夏バテ気味だったこと。
これら全ての症状に対して穏やかに効いてくれるのではないか?と思いエキナセアを手に取ってみました。
エキナセアって名前も可愛いですよね。横棒が多いからでしょうか。
いかにもハーブらしい名前で覚えやすいところも気に入っています。
見た目も色もいろんなカタチがあり、鮮やかなのでお庭で育てて目でも楽しみたい、、、
ちなみに、ハーブティーは生活の木さんのものとエリボリステリアさんのものを、日によって変えて飲んでいます。
ハーブティーはメーカーによっても違うので色々試してみると発見がありますよ。
自然なものなので収穫する時期や年、場所や日によって変化があるのは当たり前のこと。
この点はヴァンナチュールと通じることでワインも葡萄からできているのでもとは植物(果実)なんですよね。
ヒトだって自然の一部。ですか、自然なほうがそのほうがしっくりきて当然のことです。
エキナセアのハーブティーは朝晩の食後に。
ハーブの量は指3本でつまめる程度でお気に入りの急須に入れ、お湯をそそぎ、好きなカップでいただきます。
ほっと、癒しのひととき。
こうしなければならない!と思わずに、楽しめる範囲で行いましょう。
なんでもそうですけど、本質を見失ってはもとこもないです。無理して頑張ることはハーブを取り入れていてもその基盤が整っていないのと同じこと。
ですからおいしく、たのしむ。
これが一番です。
エキナセアの香りはふわんと広がる柔らかさときゅっと引き締まるようなセック(辛口)な感じ
ちょっとだけ私はクセがあるように思いましたが、飲んでいくと甘さを感じだんだん慣れてきます。
ヴァンナチュールでいうところのイタリアの軽めオレンジワインと、いったところでしょうか。(自然派ワイン好きな人お話ししましょう)
広い草原で日暮れの時間たまに吹く静かな風を感じながら今日1日を振り返ってみたいそんなハーブです。
エキナセアの効能である、「免疫賦活の作用」。
賦活とは、「調整」という意味合い。
それは、自分と自分じゃないものを見分けていて、自分とみなされなかったものは、すべて外に出そうとはたらくこと。
そんなふうに免疫を調節しながら心地よく自分がここに存在していると証明してくれる。
エキナセアからはそんなパワーも感じることができますよ。