本が嫌いだった私が、毎日読書するようになれた3つの理由
皆さん、読書、してますか?
noteをご覧になっている方は、読書好きな方が多いのではないでしょうか。(とても勝手に)
ちなみに私は、読書が嫌いでした。
漫画や小説もそれなりに通ってはきましたが、憂鬱な気持ちで読んでおりました。
というのも、読むのが誰よりも遅いということが理由の一つでもあり、誰かに漫画を借りてもだいたいは私で一旦止まってしまう。
そう、とても迷惑です。なので、回ってくる順番は一番最後にしてもらっていました。
それでも、途中で飽きて読まなくなったり。
漫画好きの友人達には「ストーリーの先が気にならないの?!」と、よく言われていました。
気になるっちゃ、気になる。
けれど正直な話、顔がだいたい似ているので、登場人物も誰が誰だかよく分からなくなるので、
前のページに戻ったりしているうちに、「うわああああ!」とストレスで爆発しそうになったりしてました。(どうにかならないか)
唯一読めたのは、雑誌くらいで。
これは、ページの片隅のほうに書いてある小さな文字まで一語一句読んでいました。(逆にこわい)
そんな私が、今や分厚い本まで大好きになり毎日読書していないと落ち着かない程になってます。
きっかけは夫
私の夫は、大の読書好き。漫画も古いのから新しいものまでほとんど知っているし、セリフとか覚えてるタイプ。(これ憧れていた。絶対無理)
小説や名著とされている本も今まで何度も読んでいるらしく、知識が半端ない。
本を読んでいる人って、言葉をよく知っていますよね。難しい漢字なんかも読めて、専門的なことも知っていたりする。
ずっとちゃんと本を読んでこなかった私は、知らない間に言葉や知識がない大人になっていた。
幸いなことに、私は読書好きな人と結婚したことで、身の回りに本がある生活になった。一番身近に居る人の影響は計り知れない。
これは、自分の努力ではないのでは?と思われだと思うが、何でもきっかけをカタチにするのは自分次第なのだから。
図書館に行くことをルーティーンに
そんな私なので、もちろん図書館に通う事なんて、人生でほとんどなかった
TSUTAYAでDVDを借りても、返却日を過ぎてしまうタイプ。(本当だらしない)
今となってはサブスクで、お家で見放題なコンテンツが山ほどあるが、当時は返却日に返しに行かないと行けなかったのでそれが苦痛に感じていた。
図書館も返却日というものがある。ということは、返さねばならない。TSUTAYAの件があるので、足は遠のくばかり、、。
私と同じアラフォー世代の皆さんなら、同じような思いをした方も多いのではないでしょうか?
私の場合は、毎週図書館に行くことがルーティーンだった夫に、まずはついていくことから始めました。行くにつれて、本の選び方がだんだん分かっていき、楽しくなっていったのです。
私の場合は、本を借りるのではなく買ってしまうと「買った分元を取って、しっかり読まないといけない」といった"義務感" のほうが強かった気がします。だから、楽しくなかった。
せめて本の返却日までには、この一冊は読み終えるぞ!といった、ほんの軽い気持ちくらいで始められたほうが、案外飽きずに長く続くもの。
今は、図書館まで歩いて行く日もある。
片道30分。ちょうど軽く運動するには良い距離なので、気分が乗ったらなるべく歩くようにしている。
知識も増え、新陳代謝も上がることはアラフォーの私には良いことづくめ。
ひとつ難点なのは、リュックに入れた本が重いことだ。本は何冊にもなると想像以上の重さをアピールしてくるので、そこら辺には注意したほうが良いことも学びだった。
3冊を同時に読む
今まで本を読む時には、一冊をきっちり読まなければならないと、勝手にバイアスをかけていた。
ある時、ふと二冊の本を同時読みしてみることにした。その本はそれぞれジャンルが全く異なる本だったので、一冊を読んでいて眠くなってきたらもう一冊の本に切り替えて読んでみたところ、これがけっこう良かった。
何が良かったかといえば、やはり一番の理由は、「飽きないこと」だ。
ひとつの本を読んでいるとどうしても同じワードが複数回出てくることが多く、見慣れてきてしまう。ありがたみがなくなってくる、に近い。
最初は感銘を受けたワードも何度も聞くうちに、その新鮮さは失われ、結局なんだったっけ?となりかねない。
二冊同時に読んでいると、それが全くない。
飽きてきたなぁと思ったら、もう一冊の本を続きから読む。
あぁ、このワード、そうそうそう、、、
と、待ってましたよ私はと言わんばかりに前のめりな姿勢で本の言葉に立ち向かえたのだ。
冒頭では「三冊同時に読む」と書いたのだが、二冊より三冊の理由は、先程よりも更にもっと飽きないで読めることが分かったからだ。
それまでの私は、最後まで読むのに時間がかかったり、または読みきれなかったりして成功体験を作ることがなかなか出来なかった。
けれど、三冊同時読みをするようになってからは、本はほとんど読み切れるようになったし、なによりも本を読むことが楽しくなったのだ。(これは本当に嬉しかった)
今回は、『本が嫌いだった私が、毎日読書するようになれた3つの理由』について紹介しました。
皆さんも嫌いだったものや苦手だったものを克服した時にきっと何かしらの理由があったのではないでしょうか。
苦手なものを無理に好きになることはしなくていいと考えている派ですが、苦手なものが味方になってくれた時には自分にちょっとだけ自信が持てることもあると思います。
私は今も、三冊同時に読んでいます。
そして今後もそれを続けていき、本の世界をもっともっと知りたい気持ちでいっぱいです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!