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【ジェンダーオススメ動画】チーム内のジェンダー改革

こんにちは!
ワールドワークLABO代表のDayaは、よくライブ配信で日常で使えるプロセスワークジェンダー・セクシュアリティのことを話してくれています。
YouTubeにアップされているのでぜひ見てみてくださいね。

DayaのYouTubeチャンネルは以下です。

特に、ジェンダー・セクシュアリティをテーマにした動画を以下にまとめています。
こちらもお役立てくださいね。

その中から、仲間がオススメする動画と感想をこちらにご紹介します!


【今日のジェンダーオススメ動画】ワールドワークLABOヘルパーチーム内のジェンダー改革

■この動画についてのざっくりとした説明

ワールドワークLABO代表のDayaのもとで、ワールドワークの学びを深めていくヘルパーチーム。その関係性の中でジェンダーの役割分担の変化が起こった直後のリアルな声が話されています。実践的なジェンダー改革に関心のある方はぜひご覧ください! 

■仲間からの感想

この動画を推薦してくれた仲間からの感想です。

私も男性ジェンダーの1人としてジェンダー役割をめぐって、見えない労働への無自覚さを思い知らされました。

ワールドワークLABO合宿のような大きなイベントを行うためには、それぞれ役割を担います。でも、それこそお茶の準備や片付け、書類の準備やスケジュール管理など、なかなか目に見えにくい労働は、女性の方がパッと動いてくれることをいいことに、私たち男性はそれをやってもらうのが当たり前になっていました
その他の作業でも、私は「(女性ヘルパーの)〇〇さんのほうがこの作業が得意だから自分がやるより、やってもらった方がいい」などと、自分の都合よく考えていました。
こうした男性ヘルパーが手間のかかる労働を無自覚に女性に押しつける態度を女性ヘルパーから指摘され、その無自覚さにやっと気づいていくプロセスとなりました。

実はこうしたプロセスは、男性が長年、特権を持っていることに無自覚で生きたために、その後も起こっています。
「これだけ関わっても、説明しても、まだ分からないんだ」と、ときには女性メンバーに失望され、自分たちもその無自覚さに落ち込むことが何度もありました。
それでも女性ヘルパーは諦めずに本音で関わり続けてくれました。本音を言ったら、もしかしたらこれまでの関係性が壊れてしまうかもしれない。そんな怖さをかかえながらも、男性ヘルパーを信頼してくれる女性ヘルパーには、本当に感謝しています。

一方で、私たち男性メンバーも諦めずに変わろうとしてきました。
おかげで少しずつではありますが、気持ちと行動に変化が出てきていると思います。
また、男性ヘルパーは、メンズグループを立ち上げ、自分たちのことは自分たちでケアしようと、メンズ同士の新たな関係づくりにチャレンジを始め、現在も定期的に話し合いの時間を設けています。女性ヘルパーもウィメンズグループを立ちあげ、関係性の学びを深めています。

メンズグループでは、「癒しとチャレンジ」をキャッチフレーズにして、弱音を表現したり、自分たちの性について語ったり、男性の特権について感じたことをシェアするなど、普段の男性同士の関係性の中ではできないことを行ってきました。
その結果、ヘルパーメンバーは、チーム全体の関係性がお互いを信頼して本音を伝えあえるようなものに関係性を少しずつ築いてきました。それはヘルパーひとりひとりの誇りだし、希望にもなっています。

どんな集団であっても、必ず葛藤は生じます。その中でどのように関係性を築いていけばよいのか、貴重な学びをさせてもらっています。
この学びは、私にとって、家庭の中での役割の変化にも繋がっています。また仕事の中にも活きるときがあります。

例えばモチベーションが下がっているある女性職員との面談のときの話です。その職員が日頃、他の職員をフォローするかかわり方を見ていたので、「なかなか目に見えにくいところだけど、いつもフォローしてくれてありがとう」と伝えました。すると、「そこを分かってもらって嬉しいです。やる気が出ました」と言ってもらえ、とても嬉しくなりました。
この経験から、男性が見えない労働に自覚的になることで、女性の働く意欲があがり、職場の雰囲気や仕事の成果まで変わっていく可能性があることを実感しました。

ヘルパー間での関係性づくりは、それぞれのメンバーをとりまく環境にも影響を与えています。
職場や家庭の女性たちとの関係に悩んでいる方、より良好な関係を築いていきたい方などはぜひご覧ください。

2023年8月22日作成

男性ヘルパーが、女性ヘルパーからの指摘を受けて身近なジェンダー問題に気づき、自らの特権性に向き合っていくプロセスがリアルに語られています。私もですが、ひとりで自分の特権性に気がつくのは簡単なことではありませんし、指摘を受けても「まさか自分が」と受けとめるのが難しかったりします。逆に、「言ったってどうせ無理」と指摘を諦めてきた人もいるのではないかと思います。

「周囲の人たちとよりよい関係を作っていきたい」という想いや、「互いに指摘に開かれた関わり合いこそが少しずつ世界を変えていくんだ」ということをあらためて思い出させてくれる感想です。

視聴した他の方の感想もぜひ聞いてみたいですね!

■【おまけ動画】男は自分のことは自分でしてほしいという話をします

また、この感想にある「メンズグループ」について、Dayaの別の動画も紹介させてください。男性は女性ジェンダーのケアを当然とせず、自分たちの弱さやプレッシャーといった感情を自分たちでケアしていこう、そのためにメンズグループをやっていこう、ということをこれからメンズグループを作りたいむらきちと、20年前にメンズグループを開催していたOさんを交えて語られています。
こちらもぜひ見てみてください。


ワールドワーク2024について

ワールドワークLABOは、2024年も10/12(土)〜 14(月祝)でワールドワーク合宿「ジェンダー・セクシュアリティをめぐる様々な声」を開催します。

動画も役に立つけど、実際の体験でしかわからないことがあります。特に、周囲に実際に関わっていくとき、プロセスワークの体感的な理解が大いに助けになります。

ワールドワーク合宿は、対面で体感的にプロセスワークを学べる貴重な機会です。ぜひ私たちと一緒に新しいつながり方の方法を模索してみませんか?


ワールドワーク2024プレ企画「メンズグループ」について

また、ワールドワーク2024プレ企画として、男性ヘルパー5人が初めて公開のメンズグループを行います。参加要件は性自認が男性であることです。

◉8月25日(日)10:00~12:00
メンズグループ~男たちのおしゃべり会~

こんな方はぜひご参加ください!
・社会から期待される男性像に窮屈さに感じていて、自分らしくありたいと思っている
・男性同士でおしゃべりすることに興味がある
・ジェンダーについてよくわからないけど気になる
・自分の感情との付き合い方に悩んでいる
・身近な人たち(パートナー、家族、友人、同僚など)との関係性をより豊かなものにしたい
・男性のもつ特権について知りたい
・プロセスワークを使って日常を変えていく、社会を変えていくことに関心がある
・DayaやワールドワークLABOのフェイスブックの投稿を見て、何かピンときた
・DayaやワールドワークLABOのイベントに興味がある

お待ちしています!

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