パフェフンフン33秒【毎週ショートショートnote】
『期間限定パフェ フンフン33秒』
通常メニューとは別にテーブルに置かれた卓上ポップに目を向けると、文字だけでは想像できないメニュー名が書かれていた。
このカフェは素材にこだわっており、料理もデザートも美味しいので、週に1回は訪れている。
季節によって変わるパフェも毎回美味しく、新メニューは必ず食べている。
卓上ポップの画像を見ると、容器から色々なフルーツが放射線状に飛び出していて、全体的に赤い。
「オーナーが青春時代を思い出すパフェ」と書かれている。
オーナーにメニューの意味を聞いてみる。
「学生時代はバスケ漬けで」
湘南を舞台にしたバスケの漫画が26年ぶりに映画化され、オーナーの熱が再燃したらしい。
「主人公が最初に習得したのがフンフンディフェンスっていうんです」
分身の術みたいな画像が浮かび、放射状の果物と重なる。
「33秒は?」
「当時の地獄のランメニューの名前と、彼ならフンフンディフェンスを33秒くらいは出来るかと思って」
(410文字)
こんにちは。羽根宮です。
たらはかにさんの【毎週ショートショートnote】に参加しました。
裏お題「パフェフンフン33秒」です。
フンフンディフェンス(フンフンフンディフェンス)はこちら
「33秒」はこちらの記事を読みました。
たまたまなんですけど、フンフンと33秒がバスケで繋がったので、それを元に書いてみました。
羽根宮はバスケに詳しくはありません。
某バスケ漫画の原作は、以前働いていた会社の後輩が全巻持っていたので、借りて読ませてもらいました。
好きな漫画になりました。
映画は見ていません。
今までに【毎週ショートショートnote】に参加したものはこちら
読んで下さってありがとうございました。
羽根宮でした。
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