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走らない #シロクマ文芸部【詩のようなもの】【今日の短歌】


走らない六十分は経ったかな読書が進む止まった電車


走らない
六十分は
経ったかな
読書が進む
止まった電車

通常は
とまらぬ駅に
停車して
外に出られぬ
特急の中

前回も
人身事故で
遅延した
すごい確率
旅の道のり

そろそろか
車内放送
流れるも
経過連絡
まだ走らない




こんにちは。羽根宮です。
小牧幸助さんの「シロクマ文芸部」に参加しました。
お題は「走らない」から始まる小説・詩歌・エッセイです。

以前、一人で旅行に行く時に、人身事故の影響で特急電車が遅れ、乗った後も状況確認のため本来止まらない駅で停車して、1時間以上車内で待ったことがあります。
飲み物を用意していなかったので、ホームの自動販売機で買えないかと思ったのですが、本来停車しない駅だからなのか、電車のドアは閉まったままでホームに出ることは叶いませんでした。
車内販売が来たら買おうかとも思ったのですが、結局我慢してしまいました。
それ以来、飲み物は忘れずに用意するようにしています。

たまたま、この数ヶ月前も同じ特急に乗って、どこかの駅で人身事故があって大幅に遅れたので、1年に2回くらいしか乗らないのに、すごい確率だなと思いました。
読書がかなり捗りました。


今までにシロクマ文芸部に参加したものはこちら


基本的に乗り物の中では寝られない人です。
読んで下さってありがとうございました。
羽根宮でした。

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羽根宮糸夜
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