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個性が輝く社会を実現するために。エンジニアもUI/UXデザイナーも突き詰める

入社2年目に、社内公募でエンジニアからUI/UXデザイナーへ異動した平田唯さん。「個性が輝く社会を実現したい」という自身のビジョンを持つ平田さんが、なぜUI/UXデザイナーへ異動することを決めたのか。その想いについてお話を聞きました。

平田 唯 | Yui Hirata
2022年新卒入社。人事研修を経て開発部門へ配属。控除共通系サブシステムの開発・保守業務を1年程担当したのち、入社2年目の冬に社内公募でUI/UX Design Grp.へ異動する。異動後は、ウェブアクセシビリティへの取り組みや、開発者とデザイナーの共通言語となるデザインシステムの開発に従事している。


自分と向き合って、行動して、突き詰める。 

私は昔から、自分と向き合って、自分がなりたい姿を考え、興味があることを突き詰めることを大切にしてきました。

学生時代に始めたバレーボールでは、部活後にママさんバレーの活動を掛け持ちしたり、静岡から東京のスクールへ通ったりと、時間が許す限りバレーボールの活動に力を注いでいました。社会人になってからも変わらず、仕事の傍らエンジニアのスクールに通って、平日も休日もプログラミングを書いたり、趣味でハッカソンに出たりと、興味があることにとことん向き合ってきました。

自分と向き合って、行動して、突き詰める。そうやって私という人間を形成しながら、自分らしく、好きなことでワクワクしながら生きることを大事にしてきました。

個性が否定される社会への疑問

自分らしさを大切に生きてきた一方で、個性が否定される社会へ疑問を感じるようになりました。きっかけは学生時代。地元(浜松)では、様々なルーツを持つ人々が住んでいるにも関わらず、「違い」を理由に差別的な言動を見聞きしたり、体育祭の団長には暗黙の了解で男子しかなれなかったり。社会には、人の個性を否定する無意識的な偏見、カテゴライズがあることに気がつきました。

なぜそういった偏見が生まれるのか。社会には個性を否定されて苦しんでいる人たちがいることを知って、皆が自分らしく生きられる、個性が輝く社会にしたい。そのために自分ができることは何かを考えるようになりました。

入社の決め手は、社会への影響力と文化

就職活動は業種・業界は絞らず、「個性が輝く社会にしたい」という想いを実現するために、仕事として何ができるのかという観点で会社を探していました。そんな中、Works Human Intelligence(WHI)への入社を決めたのは「社会への影響力」と「文化」に惹かれたからです。

弊社の統合型人事システム「COMPANY」は、国内大手約1200法人グループにご利用いただいており、バックオフィス業務のインフラとして機能しています。社会を動かす「人」との関わりが特に深いWHIへ入社すれば、ゆくゆく、自分が実現したい社会を作っていく際の参考になるのではないかと感じたんです。

弊社のミッションは、複雑化、多様化する社会課題を人の知恵を結集し解決することで「はたらく」を楽しくすること。そのために、我々社員が最も「はたらく」を楽しむというビジョンがあります。個々人がアイデンティティに誇りを持ち、互いに尊重しあう文化があることに惹かれて、入社を決めました。

最大級のワクワクとの出会い

入社後は、人事研修を経て開発部門へ配属。開発のスキルを磨くことで、「個性を輝く社会にしたい」という自分のビジョンを叶えるためのツールが作れるかもしれないという気持ちと、新しいことに挑戦できるワクワクでいっぱいでした。

配属後は、控除共通系サブシステムを主担当として、問い合わせ対応や開発、評価業務を1年ほど担当しました。できることが増えて、成長を感じられるようになってきた入社2年目の夏ごろ、入社以来最大級のワクワクとの出会いがありました。それが、UI/UXデザイナーの方主催のウェブアクセシビリティに関する勉強会でした。

当時の私は、ウェブアクセシビリティについて何も知らなかったのですが、「COMPANY亅で理想のウェブアクセシビリティが実現できたら、色々な人の可能性が広がるんじゃないか、という妄想が沸き上がって来たんです。

*勉強会参加後にSlackに書き込んだ感想

年齢や利用環境、障がいの有無にかかわらず、あらゆる人々がウェブサイトの情報やサービスを利用できることを目指すウェブアクセシビリティは、「個性が輝く社会」というビジョンにも繫がる。私がやりたいことがこの会社で見つかった気がして、ワクワクが止まりませんでした。

UI/UX デザインチーム異動へ迷いと決断

そんなタイミングでちょうど会社の社内公募が始まり、「UI/UXデザイナーの募集」を見つけました。ワクワクが大きかった一方で、控除共通系サブシステムの主担当としての成長を実感していた時期でした。
突き詰めたい性格なので、ここで異動するのはもったいないんじゃないか。とか、ここでまだできることがあるんじゃないか。と応募に踏み切れない自分がいたんです。迷っていることを上司に相談したときに「UI/UXチームへ異動することにワクワクしているあなたを感じるよ」と言われました。

本当は心の底でデザイナーへの異動を決めていて、最後に背中を押してもらいたくて相談しているのかもしれない。迷っているならやってみようと思い、公募に応募することに決めました。

UI/UXデザイナーとして

現在、UI/UXデザイナーとしてはたらいて1年が経ちます。これまで、ウェブアクセシビリティ向上を目指す開発プロセスの作成や、ウェブアクセシビリティについて知ってもらうための教育コンテンツの作成に取り組んできました。

エンジニアでの経験や人脈を生かして、各製品開発者とデザイナーの繋がりを作ることにも尽力しています。私をきっかけに、開発者の皆さんにUI/UXについて知ってもらえたり、デザイン案件を貰えることにやりがいを感じます。大変なこともありますが、できることや知識が増えて、自分の世界が広がっていくことがとても楽しいです。

一緒にはたらく人たちの個性が輝けるように。

入社以来、社員の皆さんが自分らしくはたらける環境や文化を作るために、LGBTQ+コミュニティの理解促進に取り組むコミュニティ運営にも力を入れています。社内報での情報発信や、勉強会やワークショップの開催を実施したりと、性的指向、性自認などに関係なく、自分らしくはたらける職場づくりを目指しています。

Business Insider Japan で、私たちの取り組みについての取材記事が公開されました。ぜひ、色々な方に読んでいただきたいです。

今後の目標は、開発者とデザイナーの架け橋になること。

今後の目標は、「COMPANYを利用者がわくわくするデザインにすること」と「デザインテクノロジストになること」です。開発とデザイン、その両者にいる人たちを繋げるデザインテクノロジストになって、「COMPANY亅を利用者がわくわくするデザインにしたい。そのために、まずは開発者の皆さんがアクセシビリティに取り組む意義を理解して、楽しみながら取り組める環境や文化を作っていきたいです。

\ 一緒にはたらく人を募集しています!採用サイトはこちらです /

UI/UXデザイナーの仕事については、こちらのnoteで紹介しています。


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