登園時の『ヤダ』
保育所や幼稚園に送るとき、今までニコニコだった子が…いざクラス担任に預けようとしたら、
『やだ〜(TдT)』
経験ありませんか?
わたしは自分の子育てのときに・仕事でも経験あります😅
まだ新米の親のときは、
👩①「えーっ…さっきまで上機嫌だったのに…なんで〜(;´Д`)」
新米の保育士のときは、
👩②「あ…。ずっと泣いて駄々こねしてる…他の子もどんどん来るし…困ったな…😅」
そんなとき
①保育所の先生が「そっか〜、悲しいよね…ママがいいもんね…」と言ってくれました。その言葉を聞いて、まだ2歳だった子どもも、わりとすんなり先生に抱っこされていました。ほほぅ〜なるほどね…そうやるのか…(ΦωΦ)
②尊敬する保育所の先生のまねをしてみました。
まず第一に、
『ヤダ』という子どもの気持ちを肯定する
前回、『そっとしておく』『クールダウン』という話をさせてもらいましたが、それと同じ感じです。
『やだ』と言っている子どもは、脳内で本能的なアラームが鳴り、興奮状態になっています。そこに、
『友だちが「遊ぼう」って行ってるよ😊』とか
『今日の給食は大好きなカレーだよ😊』とか
子どもの気を引く言葉をかけても、脳が興奮状態だと、入っていかないのです。
『自分の気持ちを大人はわかってくれない😭』
と、子どもは受け止めてしまい、その結果、大泣きしてしまう…。
大人と子どもの気持ち・対処のすれ違い、というやつです😌
朝の登園時の行きしぶりが続いてしまうと、親子・先生も、疲弊してしまいがち。
ここで、整理してみましょう。
例として、登園時に親と離れることを嫌がって泣く子どもの場合、
①保育所・幼稚園などが嫌いなわけではないこと。
②友だちや先生との間に信頼関係があること。
③家庭環境などの影響などで、子どもが悩みを抱えてないこと
①〜③に当てはまらない場合の対応は、
シンプルです。
先生であれば、
「そっか〜。〇〇ちゃんは ママ(パパ)のことが大好きだから、離れるのが悲しいんだね…」
保護者ならば
「そっか〜…実は…ママ(パパ)も〇〇と離れるのが淋しいんだよ。」
と、一旦 受け止める。子どもの投げたボールをキャッチするイメージで。
(ここ、ポイント✨(-ω☆)キラリ)
「だけど…、お仕事行かないと、会社で困る人がいるんだよ」や、「家で〇〇のご飯を作ったり掃除したり家の仕事があるんだよ」
と、子どもにとって受け取りやすいボールを「フワッと」優しく投げ返してあげる。
キャッチボールをイメージしてみましょう😌😊
「やだ〜」とやってる子どもにとっては、「親が大好きだよ〜」というアピールなのかもしれません。
逆に、
『何で保育所に行かないの!』
『もう知らない』
『好きにすれば』
などの言葉は、キャッチボールというよりドッチボールに近いかもしれません。
親・保育者も、時間がなくて焦ってくると、こちらも脳内にアドレナリンやドーパミンなどの脳内興奮物質が分泌され、興奮状態になり、どうしてもイライラした棘のある言葉や態度になってしまうんですよね。
でもそういう反応は、その人が悪いのではなく、脳の生存本能的から来るものなのです。焦ると、危機に対処するために、脳がいろんな物質を出してる。その人を守るために、脳が一所懸命に働いてるんだな〜と。
その『興奮状態』をクールダウンさせるためには、
一旦 落ち着く。
クールダウンする。
具体的には、
①いち、に、さん…と、6秒数える。
(6秒数えている間に、脳の興奮状態が静まってくる)
②その場から離れてみる。
(実際に1メートル距離を取ることで、少し離れたところから子どもを見る。すると、密着しているときよりも冷静になる)
①、②の段階まで行けると
だいぶ本来の落ちつきを取り戻していると思います😊
『ほいくえんに行きたくな〜い』(口に出す言葉)
↓
『おうち(ママ・パパ)が大好きだから離れたくな〜い』(気持ち)
と、変換してみてはいかがでしょう?
小さい子は、大人のようには言葉数・感情の表現方法のレパートリーが少ないため、口で自分の思いをうまく伝えにくいんですよね。
そのために、親と子で行き違い・すれ違いが起きてしまい、こじれることあると思うんです。
ところで…
親と子、長く生きて、経験がある方はどちらでしょうか?
子どもの頃の記憶を持っている方はどちらでしょうか?
こたえは、もう、おわかりですよね?
『自分が子どもの頃、こんな感じだったのかな〜』
試しに、イメージしてみてください。
☁ほわほわほわ〜ん☁
子どもだった自分が大人になり、自分の子どもを見ている…
よくいう、
子どもの目線になってみる。
ですね…😌
🌿🌿🌿今回のまとめ🌿🌿🌿
①子どもが登園時、親と離れるときに泣く
↓
②『この子はこんなに親のことが好きなんだな…大好き、っていう気持ちがあっても、まだうまく伝えられないだけ😊それで泣いてるだけなんだな…』
そうイメージすると、ほほえましい場面だな〜😊…と、受け入れやすくなるのかな…と思います😃
自分の子育てが終わった身としては、
朝のヤダヤダも、なんだか懐かしく…眩しく映るんですよね…ちょっと羨ましくなったりして🤗
子育て中は、毎日忙しくってそんなかんがいにふけることもあまりないと思いますので、
ほどほどに。
時には、
『オトナだって泣きた〜い😭』と、
子どもの前で駄々こねしたっていい
ガマンばかりだと疲れますしね…😰
時には、親がだら〜っと…
やだやだ!ご飯作りたくない!
と、感情的に表現するのも…おもしろいかも〜🥰
子どもの反応が楽しみになってきませんか…🙄
おもしろいことに、大人が心に遊びを持つと、子どもも心にゆとりを持つことができやすくなるようです。
逆に、大人にゆとりがないと、子どもを見る目が厳しくなり、キュークツになります。
だから、
大人も自分時間を少しでもいいから、持てるといいですね😊
そのために協力してくれる人、相談できる人、周りにいますか?
誰か一人くらいは…いるとは思うんです。
こういったSNSなどや様々な機関がありますので、いろいろ探してみると役く立つ情報が手に入ると思います🍀
最後まで読んでいただきありがとうございました🙇