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「ひとまずこれを勉強した」と言える経験をつくろう(勉強の哲学-来たるべきバカのために-増補版)

選択肢が多い時代だからこそ、「これだけやってみるか」という意思決定が、自分の意志を確立させ、自分の未来を開いていくかもしれません・・・ということを、以下のnoteで書きました。

その続きみたいな内容になるかもしれませんが、「ひとまずこれを勉強した」と言える経験をつくろうという話をします。

以上のnoteを書いた後に以下に紹介する本を読み始めて、「この考え方いいな」と思ったので紹介します。

『勉強の哲学-来たるべきバカのために-増補版』という本には、以下のような内容が書かれていました。

【情報が多すぎて考える余裕を奪われている】
立ち止まって考えることが難しい。
溢れる情報刺激のなかで、何かに焦点を絞ってじっくり考えることが難しい。

本書では、そうした情報過剰の状況を勉強のユートピアとして積極的に活用し、自分なりに思考を深めるにはどうしたらいいかを考えたい。キーワードは「有限化」です。

「ある限られた=有限な」範囲で、立ち止まって考える。無限に広がる情報の海で、次々に押し寄せる波に、ノリに、ただ流されていくのではなく。「ひとまずこれを勉強した」と言える経験を成り立たせることが、勉強を有限化するということ。

無限に広がる情報の海に、僕たちは泳いでる感じです。

子供達の休み時間の話題は「テレビ番組で何を観たか?」だったのに、今や情報網はテレビだけじゃないですよね。

だから、全部の話題に合わせようとしたら、自分の時間なんてなくなってしまいます(選択肢が多すぎて、そもそも物理的に、全部の話題に合わせることなんてできなくなってきている)。

社会人でもそう。

新聞読め、本読め、雑誌読め、若者を理解するためにSNSを見ろ、ネットニュースや口コミも気にしろ・・・いろいろ言われすぎて「あー、時間足りない!」と思っている人はとても多いはず。

「情報が無限にある」というのは、過度な表現ではなくて、事実を的確に表現してるなぁと思います。

立ち止まって考えることが難しいなら、溢れる情報刺激のなかで、何かに焦点を絞ってじっくり考えることが難しいなら、「あえて何かに焦点を絞って、立ち止まる土台を作ってみよう」というのが、『勉強の哲学-来たるべきバカのために-増補版』という本の主張です・・・とても共感します。

僕の話になりますが・・・未経験で人事の仕事に就た時、採用領域を担うとなって、経験や知識でマウントを取ってくる上司にイラつき、「3ヶ月後には黙らせてやる」と決めて、その3ヶ月間は採用関連以外の情報を遮断したことがあります。

そう決めた理由は、情報が無限にありすぎて、あれもこれも目移りすることにより、「このままだと採用の基礎もまともに学べず、中途半端に採用をかじっていたくらいの人にしかなれないな」と思ったからです。

「採用のことなら任せられる」と思ってもらう、「専門家とまではいかないけど、採用オタクくらいにはなれるだろう」という気持ちで3ヶ月を過ごした結果、僕をイラつかせた上司を、採用領域では黙らせることに成功しました(良く言えば、信頼を勝ち取れたということ)。

自分の中で勉強の範囲をあえて絞り込んで、有限化させないと、「自分は何をやってきたんだろう」という虚無感に襲われてしまうことがあります。

一つの仕事に没頭していたつもりでも、深く勉強してきたわけじゃないから、結果として「流れに身を任せていただけ」になっていた・・・「自分はこの期間、何を学んで、何を突き詰めてきたんだろう」と思ってしまう・・・そんな人に出会ったことがあります。

無限に選択肢があるからこそ、自分で有限にするというのは、とても大事なことです。

じゃあ何について深く学べばいいのか?

それはじっくり考えてみましょう。

なんの領域において、「ひとまずこれを勉強した」と言える経験をつくりたいか?ですね。

僕は引き続き、『勉強の哲学-来たるべきバカのために-増補版』という本で、勉強に関する理解を深めていきます。

本日は以上です。

今回も読んでいただき、本当にありがとうございました。

これからも、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに、心をラクにするキッカケになり得ることを発信し続けます。

「心をラクに」というのは、「快く安らかに過ごしている状態」という意味で使っている言葉であり、「サボる」という意味ではありません(快く安らかに過ごすために、時にはサボる時も大切ですけどね)。

少しでも多くの人に『心をラクにするキッカケ』を得てほしいと思っているので、興味を持っていただけたなら、他のnoteにも目を通してもらえると嬉しいです。

このnoteでは、Amazonアソシエイトを利用しています。
※ワークライフハックをテーマにnoteを書く中で、心をラクにするためにオススメできる何かを紹介していきます。

ここからは諸々の紹介なので、興味のある方だけ読み進めてください。


『Amazonプライム』、重宝してるんですけど(Amazonユーザーなら加入がお得)、プライムユーザーなら無料で読める本があることに気づいて、「加入しててよかったな」と思いました。←『prime reading』というサービスみたいです。

『Kindle Unlimited読み放題』、こちらも重宝しています(流し読みしながらよりたくさんの本を読みたい方にオススメ)。

最後に、最近購入して、ノートPCでの仕事が快適になったセットを紹介します(冗談抜きで「買って良かった」と思えるアイテムなので、noteで紹介したいと思いました)。
※『人間工学設計』ってところに惹かれてしまいました。
※利用開始日:2024年12月13日
※ノートPCを置いた下のスペースに、キーボードを置くとちょうど良い感じになります。

使ってるPCはこちらです(大学生時代からレッツノートを使ってます・・・最強です)。

あと、家で仕事をする時は立って仕事をしているんですけど、「足の裏が痛いな」と思う瞬間があって、それを解消するために何が必要かを考えた時に、「これだ!」と思ったのがこちらです。

これに乗りながらだと、足の負担が減る一方で、体幹のトレーニングをしながら仕事ができるので、テレワークでも運動不足になりません。

あくまでも、「僕の場合はこう」という一つの事例なので、自分にとって「心をラクにする(快く安らかに過ごしている状態になる)」ためには非常に重要な要素なので、「これを使ってるから快適に過ごせてるなぁ」という物を大切にしてください。


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