明かりを点けろ “Shine the light."
こんにちは。デイリージラフです。
3連休2日目。みなさんはどのようにお過ごしでしょうか?
私は読書をしながら、部屋の掃除をしたり、部屋のなかでゆったり過ごす日々が続いています。
日本のコロナ感染者数も増えていくなか、Go to キャンペーン見直しの話をあるそうです。
草間彌生の光の世界
先日早稲田駅の近くにある、草間彌生美術館にお邪魔してきました。
草間彌生美術館は前日までに予約しないと、入場券が買えないので、行かれ
る方は気を付けてくださいね。当日件の販売がない美術館です。
この美術館は年に2度、展示内容を変えています。今回行った展覧会は、来年の3月ごろまでとなるそうです。
《無限の鏡の間 - わが永遠の魂は光放って燃えてゆく》
今回の展覧会で、私が最も印象的だったのは、《無限の鏡の間 - わが永遠の魂は光放って燃えてゆく》という展示。
これは、鏡で囲まれた小さな部屋で、1組2分という時間制限の中で行われる、体験型の作品です。
無数に光り輝く、ミラーボール。
その幻想的な世界に囲まれて思ったこと。
それは、人間は、光そのものかもしれない、、という事。
ミラーボールが鏡に反射し、無限に広がる空間を描き出す。その光景を見ながら、実は、人間が生きる社会も、無限に照らしあう世界なのかもしれない。
そうだとするならば、自分も誰かを照らす光になりたい。なぜか直感的にそう思ったのでした。
明かりを点けろ
そんな素敵な体験をした後に、デイビッド・リンチ映画監督の『大きな魚をつかまえよう』という本を読みました。
そこには、自分が美術館の部屋で体験した、感じたことが書かれていました。
われわれはみな電球みたいなものだ。自分のうちに至福が育っていけば、それが光のかわりになる。周囲に影響を与えることができるんだ。
人はみな周囲に影響を与えている。内なる光を満喫するんだ。電球が輝きを増すことに一層、光を満喫できるようになる。光ははるか彼方へ広がっていくんだ。
人生の時間は今日も過ぎていく。長く生きたとしても、人生100年。健康寿命を満喫できるのは、50歳、いやもっと早いのかもしれない。
たとえ話で億万長者が、若くなるならいくらでも払うという話がある。これは、本当にそうなのかもしれません。
なぜなら、10兆円持っていても、体が不自由で、もしその症状を治せるために、10兆円必要だとしたら、その人はそのお金を払うかもしれませんね。
何気なく生きる毎日。当たり前のように動く身体、おいしいものをおいしいと思える感覚、そんな当たり前が、実は大金よりも大切である。そんな事実をもう一度思い出してもいいかもしれません。
明かりを点けろ。デイビッドリンチ監督が語ったこの言葉が、私の生活の光を灯すきっかけとなりました。
さあ、またがんばろうか。そう思わせてくれたのでした。
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