![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127747772/rectangle_large_type_2_4408b52c7227b16a502759205e6a0b73.png?width=1200)
Photo by
shinsukesugie
(休みながら)退路を断つ。
退路を断つと、普段サボるために頭の中に出てくる言い訳の数々をすぐつぶすことができる。けれどあまりに逃げ道をなくすとプレッシャーになりしんどくなりすぎてしまうので、退路を断ったおかげで頑張れたときには、そこに橋を架けるようなイメージでサボりたい気持ちに従って、休む。それをしっかりとご褒美と感じながら。そしてその橋を壊すことで、またしっかり努力を始める。根性なしの僕は、この方法でなんとか頑張れた。
山里 亮太 (著)
卵を割って、フライパンに落としたら、
もうそこから先は料理するしかない、後戻りはできません
でも人間の人生は違くて、退路を断ったとしても
もし自分がシンドかったり、辛かったりすれば
いつでも後戻りできるし、立ち止まることもできるものです
南海キャンディーズの山ちゃんこと、山里亮太さんの『天才はあきらめた』は、自称凡人の山ちゃんがどうやって人生を切り開いてきたか。
その体験談と教訓が惜しみもなく書かれています。
特に印象的だったのは、
冒頭に引用した『サボりながら退路をたつ』という考え方。
自分に厳しくするのはもちろん大切なことですが、
それで途中で挫折してギブアップしてしまったら、本末転倒です。
だとしたら、山ちゃんが語るように、適度にサボりながら、
退路を立つくらいの気持ちでいた方がいいのかもしれません。
凡人が天才と戦うための秘密のノウハウたっぷりの本書。おすすめです。