【短歌】2024年11月上旬 題目指定作品
詠んだものと題目
題目:落書き
・当たり前の日々に落書き自分も他人も余白なし余裕なし
題目:草
・壮年の男がひとり踏みしめた草木の香り生きているんだ
題目:はじまり
・新作劇「わたし」の舞台の幕を開けて言おう「はじまり、はじまり」
・カーテンコールのその日まで毎日新しい自分をはじめよう
・わたしのはじまりはいつでも作れる今日がその日であってもいいよ
題目:夜
・夜を待つ太陽の手が伸びていく引っ張り合って玉兎も笑う
題目:パズル
・パズルみたいだねぼくら似合うピースを探す旅をずっとつづけて
題目:血
・命の血滴る瞬間その川の行き着く先で時が止まる
題目:芋
・芋虫のごとく蛹となりて蝶となるその日待てど暮らせど
題目:息
・吐く息が白くなるほど心冷え彷徨い歩くその途中にて
題目:紫
・紫の印象的なドレス着て廻す花の華に香に酔う
・夕暮れの紫雲に乗りて仏ども蹴散らしに行くほら救ってみろ
題目:ディズニー
・ライオンの王沈み行く太陽に己を重ねて意思を継ぐ
雑感
11月に入り、急激に気温が下がってきました。とはいえ日常は対して変わらず、仕事して、短歌を詠んで、読んで、合間にソシャゲの周回して、また短歌を詠んで、読んでソシャゲ周回……な日々を過ごしています。
新しくはじめたソシャゲも思いの外楽しく、ついつい課金してしまうなどなんだかんだ生きていることを楽しんでいられるようです。ただ精神状態がどうにも不安定になっており、仕事もプライベートもまあまあグダグダになってきており、なんとか対策を打たねばならない程度にはひどい状況です。
そんななか、日課である「単語で短歌」の出してくださるお題で短歌を詠むのは、やはり良い刺激になりこれからも続けていくことを誓うのでありました。自分にとって良いと感じられる習慣があるのは大変貴重なことだと思います。
わたしの場合はそれが短歌・詩・掌編・エッセイの作成、ソシャゲ(2つのゲームをやってる)を遊ぶことなのですが、もしもこの習慣たちがなかったとしたら、自分は毎日何をやれる・やっているんだろうかと考えてみると怖いです。呆ける意外になにもできることがないのでは。
持病で集中力が続かず、本などもなかなか読み進められないのですが積読だけが増えていってしまっているので年末年始に本も読みたいところです。
今ある持ち駒だけでアウトプットしていてはそのうちネタが枯渇してしまいかねないのでインプットもやっていきたい。またすこし新しい自分を作っていきたいのです。
これを読んでいるあなたにはどのような習慣があるでしょうか。良いものも悪いものもあるでしょうが、慣れきったその習慣、実はあなたを構成する重要なパズルのピースであるかもしれません。ときどきそこにきれいに嵌めることが出来ているか確認をしてみても良いかもしれないですね。
題目を出してくださる「単語で短歌」の紹介
上記のように毎日朝6時ごろに1単語、短歌のお題を出してくださっています。感謝。
これを見ているあなたもぜひ1日1詠、あたまの体操にいかがでしょうか。