♪サムのユニークイラスト英会話|AI
テナ:私の名前、「テナ」でいいですよ?
トム:・・・テナ? これはまた、似たような名前が増えたぞ?
チャーリー:それも全部、君の影響でもあるんだ。しかし、だんだんと近づいているぞ・・・君の失われた記憶が補填されてきている。
トム:女の子の名前、みんな二文字じゃないですか? 「レナ」「ルナ」「テナ」、おまけに妹は「エマ」だし・・・。
テナ:トムさんには、古の記憶まで遡ってもらう必要があるのです。チャーリーさんは、そのためにあなたの前に現れたのですから。
トム:いにしえの記憶って・・・僕はそんな、大昔の人間じゃないよ?
テナ:あなたの身体はそうですが、魂は違います。ファンタジーの世界では、よくある話です。それと、この釣り竿を見て・・・何か思い出しませんか?
トム:草の茂みに落ちていた、変わった釣り竿だと思うけど? ボタンを押したら勝手に糸が伸びて、タコを釣り上げたんだよ。
テナ:それはAI技術によるものです。「絵本世界」での、『Artistic Illusion(芸術的幻影)』が成せる技。
チャーリー:そしてその技術を生み出したのは「ダン」だ。奴の能力は「鏡の世界」の叡智を超えている。
Tom: "AI? I know about artificial intelligence, but... what's that?"
トム:AI? 僕は人工知能なら知ってますが・・・何です、それ?
チャーリー:君の「創造の能力」と似たようなものだ。『疑わずに信じる』ことで、その能力は発揮する。
トム:はあ・・・でも、その「ダンの世界」のオブジェが、どうして、この「僕の世界」に存在しているんですか?
テナ:あなたは、ダンによって生まれた存在だからです・・・あっ、言ってしまいました!
トム:・・・え?