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ほのぼの生きる  163_20230702

お母さんは最強

先月下旬、海外にいる友人宅にお世話になった。
友人には3人の子どもがいる。
小学6年(女:しずかちゃん)、3年(男:たあちゃん)、年中(女:まゆちゃん)だ。

まる5日ほど一緒に過ごしたが、とにかくお母さんの活躍ぶりに感動。
お母さんって大変だなぁ。

私はnoteで応援しているお母さんがいる。
その代表がゆきママさん。絶叫系子育て 男の子4人!!

いつも記事を見て、大変だなぁ~と思っていたが、間近で見る子育ては壮絶だった。

友人(仮称:やっこ)は、毎朝、食事を作ってくれた。
おそらく私が一番早起きだった。部屋でバタバタすれば、音が出てみんなを起こしかねないので、ベッドの中でnoteの投稿記事を読んだりして、静かに過ごした。
やっこが起きてきたと同時にお手伝いをしようと願い出るのだけれど、お客さんだからゆっくりしてください、と言って一人で食事づくり。

私は・・・子どもたちが起きてくれば、着替えやお化粧も儘ならなくなるので、それではと急いで支度をし、いつでも子どもたちと遊べる準備。
せめてテーブルのセッティングやお部屋の片づけなどできることをして、やり過ごした。
最後の2日間は、長女のしずかちゃんと約45分のウォーキングをして出かけた。

やっこは手早く朝食とランチの弁当(おにぎりやサンドイッチ)を作ってくれた。あっという間にできる、早業だ。
オーストラリアは物価が高いので、外食はとてもお金がかかる。日中おでかけとなれば、ランチボックスが必須。皆が飲む飲み物もクーラーバックに入れて用意。お菓子も忘れずに。
いつの間にこんな準備をしているんだろう。

朝食を食べ終わったら、子どもたちは各々家の中で遊ぶ。
その間に食器を片付け、着替えと化粧、お出かけの準備をする。
そこには「手抜き」の3文字は存在しない。むしろ「早わざ」だ。

出かけるのも一苦労。「行こう」「待って、もう少し」「行くよ」「待って」の繰り返し。これを3人がそれぞれに繰り返す。
外に出れば、すぐに年中のまゆちゃんが「ママだっこ~」
長女のしずかちゃんと長男のたあちゃんがちょっとした喧嘩を始める。
そのうち「ママ~チョコレート」「ママ~お水~」3人がそれぞれのタイミングで言い出し、バックからチョコレートやお水を出してはしまう。

ランチは公園で弁当を広げて食べた。
大人の私は遠慮して、子どもたちが食べるのを見て、時には手伝った。ほとんど食べられなかったが・・・お母さんは???きっと私より食べていないはずだ。

午後になれば、子どもたちは機嫌がますます悪くなる。歩くのも疲れてくる。ワガママを言い始める。泣き始める。地面に座り込んで動かない。
一人に対応していると、他の子がヤキモチを焼く。
年中のまゆちゃんがどうしても中心にならざるを得ない。たあちゃんはそれが気に入らない。僕もかまって~
それを長女としてじっと我慢して見ているしずかちゃん。ストレスがたまるばかりだ。
それらを横目で見て心配するゲストの私。

私は子どもが好きだから、なるべく子どもたちを満足させられるように、それぞれの子どもの性格や特性に合わせられるように、一生懸命サポートした。
そして子どもたちに好かれた。
「私、うぉんのすけと手をつなぎたーい」「うぉんのすけ~抱っこして~」「うぉんのすけのとなりに座りたーい」
子どもたちの本音なのか、ゲストへのおもてなしなのか・・・それぐらい子どもたちは私によくなついてくれた。

でも子どもたちは残酷だ。
子どもたちは「今日スキだった人のランキング」を夕食で発表した。
「一位はおねえちゃん!二位はうぉんのすけ!・・・」
なぜか決まって最下位はママだ。

そう、ママを最下位にすることで誰も傷つかないようにしている。
ママ・・・かわいそう。。。苦笑いのママ。
でもそれはママに遠慮なく甘えている証拠。

やっこ(友人)はそのことを客観的に分かっているだろうか。
ママはとっても大変だ。
頑張っても頑張っても報われない。
それでも、私から見たら、とっても幸せだ。3人の子どもたちのママであることがとっても幸せそうに見える。
そのことを伝えたい。

きっといろんなことがあるだろうけれど、私はやっこをとても尊敬する。
3人のお子さんを立派に育てている。
毎朝早起きして、速攻で自分の準備と皆の弁当作って、日中子どもの世話をして、夕食作って、洗濯して、干して、たたんで、掃除機かけて、洗い物して・・・
日々その繰り返し、誰にも頼れない(お父さんもとっても良い方でした)。

私の海外旅行はこのご家族と一緒に過ごすことを目的として行ったのだが、本当に貴重な経験をさせてもらったと思っている。
お母さんのすごさを間近で見た、いい時間だった。

noteで応援しているゆきママさんだいなさん八風(やふー)さんあすずさんを始め、子育てを頑張っている全てのお母さんに敬意を表するとともに、心よりエールを送りたいと思います。頑張って~

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