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明日の種をまく 140_20240205

起業家になる!

昨日、日曜日の午後、「起業セミナー」なるものに参加をしてきた。
商工会議所が主催しているものなので、自治体も連携して、起業をしっかりと応援してくれそうなガチのセミナーだった。

数日前に、ワークシートなるものが届き、宿題があった。
簡単な自己紹介、何がしたいのか、どうしてそれをしたいのか、どうやってそれをやっていこうと思っているのか・・・などなど、頭の整理ができそうな質問に次々と回答していく。

この作業をやるだけでも効果があったように思う。

私自身、自分プレゼン用に何回かまとめたことがあった。
スケッチブックにつらつらと考えをまとめていく。
自分でそこに書いてあることに質問する。
いわゆる自問自答を繰り返して練り上げていく方法をとっていた。
これをしても自分がひっかからない部分が漏れてしまうので完璧にできない。

今回は起業支援の専門家が私のアイデアにするどくツッコミを入れることが前提となっていた。
いつもより真剣に取り組んだ。
宿題(ワークシート)をやるだけでもかなりの労力を使った。

さて、昨日はその宿題をひっさげて~の参加。
4時間。
参加者は8名。
起業しようとしている職種が異なるため、ライバルというよりは同志に近い。
昨日は特にお近づきにはならなかったが、最終日あたり「皆で飲みに行きたい」ところだ。
これから絶対に「お互いに頑張ろうぜ」と言い合える仲間がいた方がいい。

セミナーが始まった。
最初の1時間は先生の講義。
「商売」をするということはどういうことか、という内容が主だった。
計画性とか経済感覚とか・・・
私は一切、商売に関する仕事をしたことがなかったので、とても新鮮だった。

「商売には正解がない」
「商売を始めるのに『こうすればいいのだ』ということはない」
トヨタの創業者(豊田佐吉)は、最初から自動車を作ったわけでなく、織り機から始まったという話とか・・・私は初めて聞く話だったので、とても興味深く聴いた。

戦後の日本は「ものがなかった」から何でも売れた。人がほしいものを売ると商売になる。
これから何を売ればいいか。人は何を欲しがっているか。
「人の真似をしても商売にならない。自分でこういうことをやりたいと思うことが商売になる」
「繰り返しお付き合いできるのが商売だ」
お客さんが「またこの人から買いたい」と思うのが商売だ。
などなど・・・

この話を聴いているとき、noteのことをちょっと思ったりした。
ダメな会社というのは、自己分析できていない会社だと言う。
noteで「最近スキが減ったな」「フォロワーさんが求めているものは何だろう」などと考え改善していくことが固定客を維持できる方法。
自分の時間やお金を割いてでも、この人から得るものがある!と思わせるものを提供することが商売なのだ。
日頃のnoteからでも学べるヒントはあった。

ひとしきり講義を聴いたあとは、3時間ほど相談とワークの繰り返し。
一人一人、講師とマンツーマンで話(相談)をし、課せられた課題についてワークをする、という方式だ。

私は思いの丈を講師にぶつけてみた。
「おもしろそうですね」と言ってもらえた。
攻められるかもと恐怖に思っていた「筋が悪い」とか「考えが甘い」などという言葉は意外に発せられず「よしっ!これで進めて行きましょう!」という前向きな言葉をいただいた。
宿題を頑張った甲斐があった。

私の場合は「料金設定」が課題。
どうやって費用を捻出するのか。
余剰の売り上げは最初は見込めなくても費用分の売り上げがなければ生活が成り立たない。自分の資産から切り崩して商売しても意味がない。
そのためにどういう料金設定をするのかが、一番の課題となった。
私が考えていたプランは「低すぎる」というものであった。
まずは1時間あたりの自分の労働対価をどうみるのか、もう少し考えて見なさいと言われた。
たしかに私が考えていたものは慈善事業に近いものであった。
それではビジネスにはならない。
お金を払ってでも「あなたからサービスを受けたい」というものにしなければならない、ということだ。
これに連動して「私が提供できる魅力的なサービスはどういうものか」についてももう少し詳細に詰めていく必要がある。

次はマーケティングを学ぶ。
競合する人はいないのか。
市場調査、市場分析はどうか。
どうやって顧客をとっていくのか。

昨日のセミナーで、やっと「起業」を意識することができた。
もうすでに片方の足を踏み入れている。
いよいよ始まったかぁ~という感じだ。
ひゃっほーい、とまでは行かないが、少しだけワクワク感が戻ってきた。

講師先生の言うことを良く聴いて、素直に実行して、真面目に取り組めば、いつかそのうち起業できるんだろうか。

頑張ろうと思う。

<1年前の”ほのぼの日記”> 

信じられない!2日連続でインスタントフィクションを投稿していた。
しかもこの内容、覚えていない(笑)
こんなん作ってたっけ~?
すっかり「捨てられてしまっていた」ようだ🤭


タイトル画像は、仲良くさせていただいているnoterさん温水温(ぬくみず ゆたか)さんの作品です。


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