「苦痛な電話営業を無くす。」Quickerの創りたい世界の話(現在〜未来編)
皆様、初めまして!Quicker株式会社 代表取締役CEOの渡邊将太と申します!
Twitter:https://twitter.com/wnst36
前回の「苦痛な電話営業を無くす。」Quickerの創りたい世界の話(創業〜現在編」)に引き続き、「後編」はQuickerのMissionやVision、求めているポジションにフォーカスした内容で書き綴りました!(前回と同様に赤裸々に記載をしております!)
※後半は約4,000字弱ぐらいのボリュームなので、最後までご覧頂ければ幸いです!
このnoteを読んで欲しい方々
転職を検討中の方
Quickerのユーザー様
Quickerのメンバー
Quickerの応援者
電話営業で辛い思いをしている方
※前編をお読みで無い方は、先にそちらをご覧頂けると幸いです!ご覧頂いた方々、ありがとうございます!(後半はかなり真面目な内容になっております。笑)
では早速、いきましょう!!!
QuickerのVision
改めて(「苦痛な電話営業を無くす。」Quickerの創りたい世界の話(創業〜現在編」)にも記載)ですが、QuickerのVisionは下記になります。
前回に引き続きで恐縮ですが、僕らは旧態依然の常識を逸脱した非効率な電話を用いたコミュニケーションを世の中から無くすことを念頭に置いてプロダクト開発や事業運営をしております。
Visionの達成に必要な要素
そのVisionを達成する為に、現時点で僕の中では、
上記の3つが短期的(向こう3-5年)にとても重要な要素だと認識しており、これに今後はフォーカスして取り組んでいきたいと思っています。
① マルチプロダクトでのプロダクト展開
僕らのVisionを達成する為には、1つのプロダクトだと達成はほぼ不可能だと認識しています。
現在、僕らがプロダクトとして提供している「Quicker」というWebサイト上で見込み顧客と営業担当者がシームレスに繋がるプロダクトがどれだけ進化しても、「旧態依然の常識を逸脱した非効率な電話を用いたコミュニケーション」を世の中から無くすことはできません。
Webサイトからのコンバージョンレートを上げる!
とか、
見込み顧客との接触回数や商談の機会を増やす!
のがゴール(それ自体は素晴らしい)のスタートアップであればこのプロダクトのみでも十分だと思うのですが、僕らは記載の通りで「旧態依然の常識を逸脱した非効率な電話を用いたコミュニケーション」を世の中から無くすという難易度の高いイシューを解決しようとしていますので、あらゆる側面からアプローチする必要があります。
その為、現時点で6つのプロダクト案を構想(当然、増えたり減ったり変わったりする可能性はあり)しており、2030年までにそのプロダクトを全てリリースし、かつ、その全てが世に浸透して価値提供できることで初めてVisionを達成できると思っています。
※Quickerの重要な戦略の部分なので、マスキングをさせて頂いております。
また、より解像度を上げる為に、5年後あるいは10年後の我々のユーザ様がどのような仕事に従事しているのが「あるべき姿」なのか?を常日頃から想像し、ディスカッションをしてなるべく言語化をしています。
② 電話営業の常識を覆す啓蒙活動
これについてはまだ詳しい内容は記載できませんが、大掛かりなイベントもしくはキャンペーンを継続的に実施します。
上記の様にあらゆるビジネスマンが、
「許可無く相手の時間を奪う電話営業」に対して嫌悪感を抱いている
のにも関わらず、このやり方が今だにスタンダードになっています。
また、それに対して誰も声を上げること無く、何十年も「買い手」が「売り手」都合のアプローチで被害を被っています。
なので、今後は僕らが先陣を切り、
「許可無く相手の時間を奪う電話営業」はやめよう。
というメッセージを軸に、新たなムーブメントを起こす取り組みや活動を必ず実施し、プロダクト以外の側面でもアプローチしていきたいと思っています。
ちなみに、Salesforceもサービスを開始したタイミングで「NO SOFTWARE」と大々的にアピールした逸話がありますが、クラウドへの転換期を作り出した素晴らしい取り組みだと思っています。(詳しくは下記の本に記載)
※ちなみに上記の本は絶版になっており、値段が高騰しているみたいです。笑 僕も愛読書にしているので、お金に余裕のある方は是非!
③ 再現性のある強いプロダクトチーム
1つ目の「マルチプロダクトでのプロダクト展開」に記載した通り、僕らは複数のプロダクトを開発し、Visionを達成するスタートアップです。
しかし、Horizontal SaaSを複数展開し、それぞれのプロダクトでARR10億レベルを目指すのは事業としてはとても難易度が高いと認識しています。
※Sansanは既存事業(営業領域)と別の領域(コーポレート)でARR14億を生み出しております、、、。どういうこと、、、。(2022年7月時点)
その為、その難易度の高い偉業を成し遂げられる強いプロダクトチームやカルチャー、仕組みを作ることが我々の直近の優先順位としてはとても高いです。
Quickerの求めているポジション
上記の「Quickerの抱えている課題」と「再現性のある強いプロダクトチーム」をご覧頂いた通り、
Webエンジニアの採用
これが僕らの直近での重要度の高いイシューになります。当然、今後もビジネスサイドを含め幅広く採用を実施する予定ではあるのですが、まずはプロダクト開発の手が足りていないので、Webエンジニアの採用に注力しています。
Quickerにご興味を少しでもお持ち頂いた方は是非とも下記の「エンジニアの方への手紙」をご覧頂ければと思います!
QuickerのMission
今までの話の流れで、
・QuickerはB2B営業・マーケティング領域のプロダクトを開発する会社
・今後もB2B営業・マーケティング領域の課題解決にフォーカスしていく
・直近は、B2B営業・マーケティング領域以外の事業をやる予定は無い
と、ご理解を頂いている方も多いかと思います。
あえてここで補足させて頂ければと思うのですが、
Quickerは「まず初めに営業・マーケティング領域の課題解決を選択」している
のであり、Quickerは、
苦痛な仕事を、意義ある仕事に。
上記のMIssion(存在意義)実現する為に存在しています。
営業・マーケティング領域を最初に選択している理由としては、
明らかに、非効率な電話営業という「苦痛な仕事」な存在しており、社会に与える経済損失が大きい(我々の試算だと約11.5兆円の経済損失)
Founderである渡邊がこの領域に対して一定の経験(大枠の課題の把握、業務経験、等)がある
Horizontal SaaSの中でもマーケットがまだまだ伸びる余地がある
上記が理由であり、長期的にはB2B営業・マーケティング領域に関わらず、あらゆる業界や職種の「苦痛な仕事」をテクノロジーの力で解決していきたいと考えています。
最後に
いかがだったでしょうか?前編も含めて最後までお読み頂いた方は僕の稚拙な文章にお付き合いを頂き、本当にありがとうございました、、、!
こんな内容で公開して良いのか?と自問自答したのですが、幸いにも多くの方々がこのnoteに目を通して下さり、
共感します!
応援してます!
是非、困った時はお声がけ下さい!
等の温かいお声をかけて頂いております。
僕自身、起業家としてはまだまだ未熟であり、あらゆるステークホルダー(社員、ユーザー様、株主様、等)に多大なるご迷惑をおかけしながら、少しづつ少しづつ前に進んでいます。(よく後退します。笑)
一度きりの人生なので、自身の欲求のみを満たす人生よりも、世の中の大きな課題を1つでも解決する胸を張れる人生を送りたいと思って日々を過ごしています。
このnoteは採用候補者の方々だけでは無く、社員・株主様・そしてQuickerのユーザー様にご覧いただくことを念頭に書いております。
皆様と協力しながら、QuickerのMissionである、
苦痛な仕事を、意義ある仕事に。
を達成し、10年後に仕事の在り方や存在意義が大きく変わる世の中を創れたら良いなと思います。
ご覧頂き、ありがとうございました!引き続き、Quickerをよろしくお願い致します!
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