夏豚汁になるはずだった酸辣湯もどき

今週はずっと甥っ子の保育園お迎えミッションが続いており、帰宅が遅くなっている。お迎えミッションの日は自動的に帰宅が9時以降になる（甥っ子と義妹ちゃんをお迎えに行って、2人のお風呂と晩ごはんが終わるのを見届けてくるため）ので、今週の晩ごはんは簡単メシで済ませようと思っていた。いやいつも簡単メシですけれども、まあともかく。

で、今日は最近ハマっている夏豚汁を作ろうと思い、出勤前に冷凍庫の豚肉を冷蔵庫に移しておいた。夏豚汁はすぐにできるし野菜も取れるし、何よりおいしい。仕事も立て込んでどたんこばたんこしており、ちょいとお疲れモードな週の半ばにぴったり。

ところが今日、甥っ子宅をおいとまするタイミングでちょうど帰宅してきた弟から、おみやをいただいてしまった。最近よく見かけるから揚げ専門店のブツである。

立派なカラダしてるだろ……2個なんだぜ、これ……。

一個体が私が普段食べてるから揚げの倍はある。この堂々たる体躯のダイナマイトから揚げに豚汁は、いくらなんでも肉肉しさが過ぎる。でも解凍しちゃった豚肉は使いたいし……ということで、急きょ予定変更することにした。

豚肉はごま油でさっと炒めてから水と料理酒をドバーとぶちこみ、煮たってきたらアクをきれいに取る。ここに1cmくらいの厚さにカットした水煮たけのこ、冷凍しておいたしめじをぶちこんでしばらく煮る。

このジルの半分と、豚肉の大半を取り分けてタッパーに移動。で、残りのジルに創味シャンタンとおろしにんにく（チューブのもの）と唐辛子で味つけして、味が決まったらトマトとニラをぶちこむ。トマトとニラに火が通ったら、お酢を適当に入れてできあがり。

ダイナマイトから揚げに、酸辣湯のようなもの、で晩ごはん。スープが具だくさんだし時間も遅いし何しろから揚げが巨体なので、炭水化物はヌキにした。

豚肉の除去を適当にやっちまったんで、結構破片が浮いてるな……ま、いいや。

具だくさんのスープを囲むパンダちゃん、今日もかわゆいねえ(*´ω｀)ﾃﾞﾚﾃﾞﾚ

前述の通り週明けからどたんこばたんこしているせいか、お酢の酸味が効いたしょっぱすっぱいスープが大変染み入ります……おいしい。しみじみと、おいしい！ホロホロに煮えたトマトとしめじの口当たりはとってもなめらかだし、対照的にたけのこ（ようやく在庫を使い切った）は心地よい歯ごたえ。ごま油のコクと香ばしさも最高！そしてなんと言っても野菜たっぷりなので、遅い時間に晩ごはんを食べる罪悪感を打ち消してくれる。さわやかなさっぱりスープだから、にんにくが効いてるから揚げとの相性も申し分ない。がっつりこってり＆さっぱりのコンビネーションで、気づけば巨体から揚げもきれいに胃に納まってしまった。でもきっと酸辣湯効果でカロリーゼロになってるはずだ。ごちそうさまでした。

半分残したジル（豚肉まみれ）は、明日の晩ごはんに流用しようと思っている。先日の夏豚汁以来、noteでお伺いしているあちこちのお宅で「つくったよー！」って記事をお見かけするのだけど、とてもうれしいです。ヌフグフフ。

明日もお迎えミッションだ。日曜から連日甥っ子に遊んでもらっているのだけれど、そろそろ「馬になれ」というお触れが来そうで少々びびっている。4ちゃいともなると、それなりに重たいのでねぇ……。

ところで最近、甥っ子が馬に見立てた私の背中に乗る際になぜかケツをびしばし叩いてくるようになった。何処で覚えてきたんだろう。気になって眠れない。