見出し画像

わたしの旅HOW TO in 座間味島〜おみやげの写真を添えて〜【FUJIFILM X-S10】

2024年の秋旅。
今年は、

沖縄・座間味島に行ってきた!


10月・11月くらいの、涼しくなる時期。
ふらっと思い立って旅に行きたくなる。
今年はどこへ行こうかな〜って、夏の終わりくらいから考え始めるのもまた楽しい。ちなみに去年は福岡・博多でした。

沖縄は今年の6月、25歳にして初めて上陸しました。
ただ、どんぴしゃで梅雨。
くもりくもりくもり。たまに晴れ間があっては、友だちと「晴れた晴れたー!」て騒いで。雨にはギリギリあわなかったものの、沖縄の真っ青な海はお目にかかれず。6月にしたのは台風に当たらないためだったものの、梅雨明けしていないのは想定外でした。
8・9月は台風の可能性もあるということで、10月くらいにリベンジしたいなあというのは頭の片隅にありました。

水はきれいやったんやけどな〜

沖縄行きを決めたのはもう一つ。
2年前に通っていたジムのトレーナーのお姉さんが、ジムを辞めて、座間味島でシュノーケリング・SUPツアーをしていまして。10月末で終え、12月からはオーストラリアに行くんだとか。
それまでに会いに行きたいなあなんて話もしていて。

行く行く詐欺で終わるかななんて思っていましたが、仕事で結果を出すことができ、インセンティブも入ることになったので、ご褒美旅行だ〜ってことで飛行機を取りました。

島旅ということで、

テーマは、「脱力旅」

自然をたーーーーーんと味わお、考え事もぜーんぶ忘れよ、リフレッシュに全振り!やりたいまま、気の向くまま!
そんな気持ちでいたので、綿密に準備をしてカウントダウン!ということもなく、気がつくと出発の日になっていました。

今回は、そんなわたしの旅の記録を残すというただの自己満ですが、
わたしの旅の仕方、こだわりについて、ふーんと思ってもらえたら嬉しいです(笑)
また、愛機FUJIFILMのX-S10を持って行きました。
いつも使っているオートフォーカスのレンズは入院中。オールドレンズ選手、Nikonの 35mm f2を連れて行きました。
マニュアルフォーカスしんどいなあ、重いなあって、カメラ自体も持っていくか悩みましたが、結果的に持っていってよかった〜!
マニュアルフォーカスに悪戦苦闘しつつも、がんばれたかな?な写真も何枚かあるので載せてみます。Pixel8の写真も混ざっています。





▶︎旅の朝は、サイクリングから。

出発の朝。目が覚めたのは6時半。天気は晴れ。
旅は、すべての感性のアンテナをたかーく伸ばして、いろんなものを感じ取れる、気分のいい状態にしたい。
なので、出発の朝は寝起きそのまま、自転車にまたがって、川沿いをサイクリングしてみます。
家を出ると金木犀が満開。秋のにおい。空気はちょっとひんやりして、長袖がちょうどいい季節。
川沿いを漕いでいくと、いつものサイクリングのゴールにしている広場で、30人くらいでしょうか、集まっています。
懐かしい音楽、ラジオ体操第2でした。
自転車停めて、しれっと涼しい顔して途中から参加してみた。
第2はさすがにうろ覚え。
余談ですが高校1年生の体育でラジオ体操第1のテストがありました。
腕、足の幅、かかとを上げるタイミング、ウルトラ細かいテストでした。
義務化された「ダンス」がラジオ体操だったのは、ダンスが好きなわたしとしては許しがたかった。

朝の澄んだ空気までおさめてくれたPixel8。やるやん。


▶︎飛行機は窓側!追加料金がかかったとしても!

必ずや、窓側の席を取ります。
一番安いプランで飛行機をとっても、追加料金がかかっても、窓側の席を取ります。
エンジンがかかる瞬間。空港のグランドスタッフの方々のグッバイ・ウェーブ(と、言うらしい?)、どんどん離陸していく飛行機たち、離陸直前の意気込んだようなエンジンの唸り、離陸の瞬間の勢い、どんどん小さくなっていく街並み。全部をこの目におさめたい!!!
通路側の席の方々が羨むくらい、いや、この人なら窓側に座らせたいと思わせるくらい、窓から見える景色をすべて堪能します。最高です。

Pixel



▶︎ごはん屋さんは、地域に詳しい人のおすすめを。

いよいよ到着!
空港を出るやいなや、温度と湿度の高さに圧倒された。東京23度、那覇30度。世界ちゃう。

ゆいモノレールに乗って、ホテルの最寄りまで。
モノレールに乗るのも初めて。
電車の窓からの景色が好きやけど、ゆいモノレールの窓は網戸みたいなのがかかってて、全然景色みれんかった。

チェックインしておなかが空くまで一休み。
ごはん屋さんは事前に、沖縄に拠点があるとかいう会社の社長におすすめをリサーチしておきました。

ごはん屋さんは、その地域のことをよく知っている人にきくのがまちがいないと思っています。行き当たりばったりも楽しいんだけどね。
わたしの地元の奈良も、母親に聞くとおいしいランチのお店が大量にあがってきます。地元の口コミが一番間違いない。

向かったのは「むとう」という居酒屋さん。食べログ評価なんと3.6。
人気で全然予約が取れないらしく、1ヶ月前くらいには予約しておかないといけないんだとか。
無計画旅、結局予約はしていなかったので、1周目のお客さんが抜けていくであろう21時くらいを狙って待機。
ちょうどカウンターが空いて、通してもらえました。ラッキ〜。

外の席に座ってる人やんちゃすぎて後ずさりした
ひとくせメニューはタブレット渡されて、写真撮っておくシステム

メニューの量に圧倒された。
なにを頼めばいいのか、ちっともわからず。
慣れたように佇む、隣のおじちゃんに一旦おすすめを聞いてみる。
「全部うまい」
余計困るって。
一旦、ゴーヤチャンプルー、海ぶどう、赤マチのにぎりを頼んでみた。

困った感じでメニューをひたすら見つめていると、ちょっとずつ隣のおじちゃんがアドバイスくれて。
「ウニソーメンチャンプルーがおいしい」
いやもうちょいはよゆうてよ!!!ゴーヤチャンプルー頼んだて!!!
なんてツッコミをいれつつ、おしゃべりしてました。
おじちゃん、春夏秋冬かならず1回ずつ沖縄に来ているそう。
退職してとにかく暇らしい。住まいは西新宿、都庁の近くだとか。
シーズン中は野球を全国に観に行き、奇数月は相撲。
西新宿から両国までママチャリ漕いでるらしい。
身長180cmちょっと、ロングでサーファーのように傷んだ感じの髪の毛で、わたしも、ちょっと変なおじさんかも・・・?と思いつつ話しかけましたが、実際月に3回は職務質問されるらしい。
免許ももっておらず、ママチャリでばかり出かけるから証明するような書類もないので、交通安全運動の時期なんかは、警察に会うたびに職務質問受けるもんだから、「何かの運動ですか〜?」って自ら話しかけるんだとか。
そんなおじちゃんでしたが、言葉遣い、気遣いがすてきで、名前や連絡先をお互いきくでもなく、ただただ、今この時間を楽しく過ごす、というのが素敵で、品のある方だなと、おもしろく楽しい時間になりました。
おじちゃんおすすめは泡盛と島らっきょう。ちょっとだけいただきました。
おじちゃんには、年末だとかお盆だとか、春夏秋冬にむとうに来たら会える。

▶酔いさましのおさんぽ

泡盛でぐでぐでになったわたし。
ホテルの大浴場にいけるくらいのコンディションにまでは回復させたいので、国際通りをおさんぽ。

このへんの写真はもうだいぶ酔ってました
なんで撮ったんやろうの写真
泡盛にも自分にも酔ってた



▶︎可能な限り、大浴場のある宿がいい。

旅での宿は、大浴場つきのところかどうか、チェックします。
値段次第ですが、なるべく大浴場あるところがいいです。
そしてわたしは朝も入ります。
朝起きて、起きてそのままの姿で大浴場入って、大浴場の広々空間、大きい鏡でスキンケアとかメイクがしたい。
大浴場ってやっぱり贅沢してる感だとか、非日常感が増し増しになるので、旅感もより一層増す。



▶︎海の中もすべて異世界。すべてが新体験

さて、いよいよ座間味島へ!!
那覇泊港10時発のフェリー。乗船時間は2時間。
乗客のほとんどは海外の方でした。一体どこから座間味島なんて見つけてくるんだ。

2時間の船旅なんて、景色もいいし一瞬だろうと思っていましたが、結構船酔い寸前で。
ずっと外で潮風浴びてる海外の方々を横目に、必死に寝よう寝ようと、意識飛ばそうと頑張っていました。

そんなこんなで12時座間味島到着。
ジムのお姉さんと無事合流しました。
早速、午後はSUP・シュノーケリングツアーへ。どちらも初めての体験です。

よっ
こら
せっと。

この日は風が強く、波もかなりあったので、波乗りSUPをしていました。

モーメントオブ転覆


ひとしきり漕いで楽しんだら、次はシュノーケリング。
初めてのシュノーケリング、初めての沖縄の海の中の世界。衝撃でした。

そこかしこに!!!!魚やらサンゴやらウミガメが!?!?!?
え、ここ水族館!?!?えーーーー!?!?

これも
これも
夢?

ほんまにびっくりした。こんな世界ある!?
え、一緒に泳いでる!?!?!?
こんな自由に、色とりどりの魚が泳いでる世界あるん!?
ディズニーでしか見たことないよ!?!?
終始そんな感じでした。

この日はウミガメがかなり多く見られた日だったみたいで、何匹も見ることができました。

でも最後の方はくったくた。

腰を浮かすこともあきらめてお姉さんに引っ張ってもらうわたし

疲れ切って浜に打ち上げられるわたし。
帰りの車、キツ。しかゆうてない。

1時間、ホテルで休憩。
身動きひとつ取れず。動き出す時の体の重さ、鉛やった。


重たい体を持ち上げて、夕陽をみに展望台へ。

スカしてるようでお茶目な彼と、そんな彼が好きな彼女
言葉でん
まっかっかに染まる夕焼けは見れんかったけど、自然に圧倒された


夜ごはんは島の居酒屋、「青の海」へ。
出てくるやいなや、すぐ食べちゃって、写真がない(笑)
おいしかったああああ



バーに行く体力は残ってなかった

この日はもうくったくた。場所を変えれば星も見れたかもしれませんが、諦めてホテルに戻りました。
また、座間味島はサンゴや海の生き物の保護のためもあり、節水が徹底されています。そのため湯船のないホテルがあったり、シャワーの使用は21時半まで、と決まっていたり。
わたしが泊まったホテルもシャワーは21時半まで。帰宅して、ささっとシャワーを浴びて、くったくたで眠りにつきました。



▶︎住む人になりきってみる。

朝は5時半に目が覚めました。
ここ最近、5時半だとか6時に目が覚めて、朝活することもしばしば。
謎に始まったこのモーニングルーティンは、この日、朝の座間味島の景色をみるためだったのかも。

熱帯の島の朝は、タイのテニス合宿の朝と似た匂いがして、なんだか懐かしい気持ちになりました。
潮風の香りとか、波の音とかも合わせると、また違った感覚ではあるんだけど。
自然の音、においで満ちている島の朝、心地よかった。

島唯一の信号。子どもたちが「信号」について学ぶためらしい。
島をめぐるバスはこれだけ
徐々に朝日がのぼりはじめて、白っぽく、ピンクっぽく。
唯一の県道。座間味島のメインストリート。

朝ごはんはつけていなかったので、島唯一のスーパー、105ストアーへ。
食料品、日用品、すべてここで調達です。
8時すぎになればお弁当も届くそう。
てくてく歩いていって、ポーたまおにぎり、サーターアンダギー、さんぴん茶を調達。
この、地元のスーパーで軽くごはん調達する感じが、まるで島の人の暮らしを体験しているみたいで、なんかよかった。
この瞬間が一番島の人になれたときやった。しまんちゅ。

しまんちゅセット



▶︎おみやげは写真。

2日目。
この日は原付バイクを借りて島を回ってみたいなと計画。ゆくゆくはバイクで街を走りたいと思っているので、まぁまずは原付で。島の道なら走りやすいし、デビューにちょうどいいやん!と思って借りる気満々。

鈴鹿8耐のTシャツまで着ちゃって。

しかし借りたのは、




電動キックボードでした。

初めての人にはバイクは貸していないということで。残念ながらデビューならず。

坂道が多い座間味島。キックボードで登れるんか!?と思ってたら想像以上にスイスイ登る。有能すぎ。
時速20-25キロくらいで島をめぐりめぐる。
20-25キロって、教習所内のバイクと変わらんやん、、、なんて考え事したり。

暑すぎてコーラ補給
ゴミ箱が無い+自然保護のためポイ捨てなんてもってのほか。
足で踏み潰しながらキックボード乗って運びました
肉眼でもこの青
肉眼でもこの白
ピント合わんかったけどこれはこれで好き

こんな感じで、島のあらゆる展望台、ビーチを巡りました。
おみやげは買えなかったけど、写真たちが旅のおみやげになってくれて、カメラ持ってきて本当によかった、、、。



▶︎トラブルも醍醐味。わりとなんとかなる。

さて、旅も一瞬。
14時半のフェリーで帰ります。


と思いきや、天候の影響でフェリーが2時間遅れることに。
16時半発、18時那覇泊港着。
飛行機は19時半。
そこそこギリギリです。

そんな緊張感を抱えつつ、お姉さんとはお別れ。
次はオーストラリア行っちゃうっていうのでしばらくは会えなさそう。
将来はサーフィンとかSUPのショップやりたいなあなんて話もしていました。実現した暁には遊びにいきたいな。

飛行機がギリギリで、船の出口に待機するひとたち

那覇泊港に着くやいなや、飛行機の時間に追われた人たち猛ダッシュ。タクシーの取り合いです。

GOで配車して待っていると、私以上に顔面蒼白のカップルがなかなかタクシーを捕まえられずにいました。
相乗りしていきますか??とお誘いして、一緒に那覇空港へ。
飛行機は19時発。時刻は18時半。完全に詰んでしまっていたカップル、
窓口で飛行機を変えてもらえないか交渉する、、と。無事帰れたんかなあ。

わたしもなんやかんやギリギリで搭乗。
6月に食べれなかったA&W、最後に食べたいなあと思っていましたが行列で断念。次にお預け。



おわりに

脱力旅
本当に脱力旅でした。
見る景色、感じる風、におい、太陽の光、道のでこぼこで痺れる手のひら。
力を抜いて、感覚を研ぎ澄ませて。
本当に気持ちよくて、幸せでした。
座間味島の自然は、すべて自然のまま、草も木も花も生えたいように生えて、魚もカメも、サンゴも住みたいように住んでいるような、そんな島でした。人の手が加えられていない自然と街って、こんななんだって、すべての景色が新鮮でした。


次はどこに行こうかな。


#私のこだわり旅

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?