見出し画像

ぷよっと〜番外編:続けること〜


 何が大変って、続けることが一番大変だということをしみじみと感じる五十路手前。

 やりたい、やろう!と思ってもその意気込みが継続できない。そして意気込みが継続できても体力が追いつかない場合も多々あって。一般的にも「責任世代」なんて言われているけれど、確かに仕事についても任される範囲も責任も格段に増えたし、加えて介護なんかも始まったりして。それらに追い討ちをかけるようにお年頃のホルモンバランスの変動に踊らされまくりのテンテコ舞い〜  
 にもかかわらず、懸垂にチャレンジという壮大な夢をぶち上げた自分ってエラ〜イ👏👏👏と、自分を盛り上げているのです。そして、もっとエライのはそんな壮大な夢を本人ですら半ば無理だろうと思っているのに、「やってやりましょうよ!」と言ってくれるトレーナーさん。仕事とはいえ、「寝言でも言ってます?」なんて素振りは1ミリも見せず、あれやこれやと毎回色々なメニューを考えてくれる仕事への姿勢には頭が下がります。
 正直なところ、さすがに懸垂なんて無理なんじゃないかなっていうのは、うっすらどころか色こくわかったりもしているのです。それでも、何か目標を作って、試行錯誤してみるというのは続けるという動機にはなっているので楽しく頑張ってみようと思う。
 
 余談だけれど、子供の頃アントニオ猪木の「元気があればなんでもできる!」というフレーズを聞いて、「なにを当たり前のことを言ってるんだ」と思った。けれど、大人、しかもそこそこの大人になると、「元気がある」ことは決して「当たり前」じゃないということを実感して、これが真の名言だと気づいたのでした。
 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?