幸せやそれに似たもの
こんにちは。
最近なんだか不思議な特技?を身につけたようなそんな気がしたのでこれを書いている。
それは街ですれ違う人たちの幸せを感じ取れるセンサーだ。身につけた「気がする」なので、仮定の話として聞いてくれれば幸いである。
最近でいえばやはりクリスマス。
街行く人々はたっぷりの幸福感を身に纏わせて街へ繰り出している。私のようななんにも予定のない仕事人間にもどうやらその幸せオーラをお裾分けしてくれてるらしい。自分にも幸運が訪れたことを実感するのは必ずしもないのだけれど。
最近なんだかその光景を見たりするだけで、充足感を得ることが出来るようになってきた。休みの日はもっぱら家の掃除とか出来てなかった用事をして、寝溜めをするとあっという間に終わってしまうことがここ半年続いてるような気がしていた。
ようやく仕事と休みのオンとオフを11月くらいから切り替えられるようになってきた。そんな折に、この変な特技もどきを習得した。
もしかすると自分の体が出かけるであろうすれ違う人たちの楽しそうな雰囲気から遊びに「行った気分」を求めていたのかもしれない。
テレビでグルメ企画を見て味を想像するアレみたいな。
この不思議ななんとも言い表せない特技は見方を変えると、コロナ禍がもたらした思わぬ恩恵なのかもしれない。幸せそうな人たちを見るとマスクという固い固いガードの下で思わず口元が緩んでしまう。
一見、ヤバいやつみたいだけど勝手に幸せのお裾分けをしてもらっている気がするのでまあ良しとしよう。
こうして今日も幸せやそれに似たものをお裾分けしてもらいながら私は帰路につく。
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