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スクールカウンセリングを知っていますか? ~学校の中にある隠れた居場所~

こんにちは!
VFM神戸のひなたです。

突然ですが、あなたは「スクールカウンセリング」という言葉を聞いたことはありますか? なんとなく聞いたことはあるけど、あんまりよく分からない…使ってみたいけど勇気がいる…と思っている人もいるかもしれません。
簡単にまとめると、学校にカウンセラーの人が来てくれて、悩みなどを相談できる仕組みのことです。そして、学校で実施しているからといって、相談内容が先生などの外部の人に勝手にもれるようなことは絶対にありません。
今日は、実際にスクールカウンセリングを利用していた僕の経験談をお伝えしたいと思います。

(※今からお伝えする内容は、僕の学校での話なので、学校によって多少仕組みが違うところもあります。自分の学校では実施されているのか、どういう方法で行っているのかなど、一度調べてみてくださいね)

僕は、担任の先生が教えてくれたことがきっかけで、スクールカウンセリングというものを知りました。先生はその時、「相談室だより」という手紙を見せてくれました。僕の学校では、月に2~3日くらいスクールカウンセラーの人が来てくれる日があります。この「相談室だより」は、毎月生徒全員に配られる手紙で、いつカウンセラーの人が来てくれるのかをお知らせしてくれるものでした。
スクールカウンセリングは事前予約制で、相談室という部屋の前にある小さな箱に、クラスと名前、希望の日時を書いて入れるという仕組みでした。日程が決まったら自分に連絡が来るのですが、その連絡方法もいろいろ選べます。担任の先生を経由してこっそり伝えてもらうこともできるし、メールアドレスや電話番号を記入すれば、直接自分に連絡してもらうこともできます。
相談時間は大体50分くらいで、外からは見えない、部屋の奥の方のスペースでカウンセラーの人と2人きりで話をしました。カウンセラーの人が最初に「ここでの会話は絶対に誰にも言わない。秘密はちゃんと守るから、安心して話してね」と言ってくれたので、学校の人間関係や、勉強、成績などの不安を落ち着いて話すことができました。話している途中で泣きそうになることも多かったですが、泣けたことでスッキリした気持ちになることがほとんどでした。学校に通っていた3年間ずっと利用していました。当時の僕は、本当にそのカウンセラーの人を心のよりどころにしていたんだな、と改めて感じます。

僕が今回話したのは、あくまで一例です。ここで頭の片隅に置いておいてほしいことは、カウンセラーの人が合わなかったら、無理に相談する必要はないということです。一度相談したからと言って、ずっと相談しなければならないわけではありません。スクールカウンセラーに限らず、この人と話していると落ち着くな、と感じる人に話を聞いてもらうことが一番です。そういう仕組みもあるんだなあ、という新たな気づきになれば幸いです。

1人で抱え込まずに、ぜひ自分の気持ちを誰かに話してみてください。少しスッキリするかもしれません。


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