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タンザニアでの気づきと学び① 当たり前に感謝
おはようございます。
御高BROOKS監督です。
12月12日に
タンザニア甲子園スタディツアー
から
帰ってきました。
タンザニアでは
本当に多くのことを
感じ、
学び、
心に残してきました。
タンザニアでの
気づきと学び
について
不定期に
連載していこうと思います。
まず
帰国翌日、
約2週間ぶりに
部活動に
参加して
部員の顔を見たとき
なんだか
とても嬉しくて
思わず
グッときてしまいました。
離れてみて
しみじみとわかる
人の温もりでした。
心の中で
つぶやいた言葉は
「ありがとう」
でした。
部員が
いてくれること、
部活動に
参加してくれることを
なんともありがたく、
決して
当たり前ではないことだと
感じました。
土曜日には
沼津城北高校と
合同練習を
させてもらいました。
現在、
御殿場高校では
バックネット更新工事
のため、
グラウンドの
内野部分が使えません。
そんな中で、
ダイヤモンドを使って
思い切り
野球ができる
ありがたさを
一日を通して
痛く感じ入りました。
話を
タンザニアに戻しますが、
タンザニア甲子園大会は
タンザニア甲子園球場
という野球場で
開催されています。
その野球場は、
気候や
整備用具の不足の関係で
内野に
草が生い茂った状態で、
イレギュラーバウンドも
数多く見られました。
しかし
タンザニアの学生にとっては
野球を楽しむことのできる
貴重で
特別な場所であり、
イレギュラーバウンドに
不平不満を言う選手は
誰一人
いませんでした。
日本では
どの高校でも
整備器具を擁し、
土や砂も
定期的に入れながら
平らなグラウンドを
作っています。
そんなグラウンドで
野球ができること自体、
素晴らしいことで、
かけがえのない
尊い環境であることを
強く
認識させられました。
また、
タンザニアでは
家庭の事情や
経済的な理由で
練習や試合に
参加することができない学生が
少なくないそうです。
日本で
問題なく、
本人の気持ち次第で、
参加するかを決められる、
そんな環境は
非常に
贅沢な悩みであると
そう感じます。
部員がいることも、
グラウンドがあることも、
練習が毎日できることも、
決して
当たり前のことではない。
その
当たり前に感謝を
することができるかが、
人生を
豊かにするかどうかを
分けていくのだと思います。
早速
ミーティングでも
部員たちに
私の想いを
伝えているところですが、
これからも
小さな鉢植えに
水を注ぐように
部員たちに
話をしていきたいと思います。