218 - MINESTRA DI TRIPPA ALLA GENOVESE
ミネストラ・ディ・トリッパ・アッラ・ジェノヴェーゼ
(ジェノヴァ風のトリッパスープ)
イタリア・リグーリア州ジェノヴァの伝統的な料理である
ミネストラ・ディ・トリッパ・アッラ・ジェノヴェーゼは、
特に冬の寒い日に家庭でよく作られる温かいスープです。
ジェノヴァの港町らしく、新鮮なトマトやハーブが使われ、豊かな風味が特徴です。
この料理の主役であるトリッパ(牛の胃袋)は、
丁寧に洗浄され、柔らかくなるまで煮込まれます。
調理の過程で、白ワインやローリエ、そしてロズマリーノなどの香り豊かなハーブが加わり、
スープに深みを与えます。
最終的には、適度に濃縮されたスープが出来上がり、寒い季節にぴったりの一品です。
材料(4人分)
トリッパ(牛の胃袋:chiappa - foiolo - riccia) 800g
トマト 600g
オリーブオイル 100g
玉ねぎ 1個
ローリエ 1枚
白ワイン(辛口) 1杯
ニンニク 1片
パセリ 少々
ロズマリーノ 1枝
ブロード(出汁) 500ml
香辛料 少々
塩・コショウ 適量
作り方
トリッパの下準備
トリッパを丁寧に洗い、水だけで柔らかくなるまで茹でます。茹で上がったら水から取り出し、細長いストリップ状にカットします。
ソフリットの準備
鍋にオリーブオイルを熱し、みじん切りにした玉ねぎとローリエを加えて炒めます。玉ねぎが透明になり、香りが立つまで炒めたら、トリッパを加えます。
トリッパの調理
トリッパを加えたら、白ワインを注ぎ、アルコール分が飛ぶまで中火で煮詰めます。続いて、皮をむいて刻んだトマト(または良質のトマトソース)を加え、よく混ぜ合わせます。
ハーブの追加
刻んだニンニク、パセリ、ロズマリーノをトリッパに加えます。さらに、塩・コショウで味を整え、お好みの香辛料を少々加えます。
スープの煮込み
鍋に蓋をし、弱火でゆっくりと煮込みます。時折、ブロードを少しずつ加えながら、スープが適度に濃縮するまで煮詰めます。このスープは、少し乾燥気味に仕上げるのが理想です。
注意点
トリッパはしっかりと下処理をすることで、臭みがなく、柔らかい食感に仕上がります。また、煮込み時間はしっかりと確保し、スープの風味がしっかりと馴染むようにしましょう。イタリアの冬の家庭料理を楽しんでください。
Ingredienti: dose per 4 persone
trippa mista (chiappa - foiolo - riccia) cruda gr. 800
pomidori da sugo gr. 600
olio d’oliva gr. 100
una cipolla - una foglia di alloro
un bicchiere di vino bianco secco
aglio - poco prezzemolo
un rametto di rosmarino
mezzo litro di brodo
spezie - sale - pepe
Lavare molto bene la trippa poi lessarla, senza aggiungere nè sale nè verdure.
Quando sarà quasi pronta levarla dall’acqua e tagliarla a listerelle.
In una casseruola mettere l’olio, la cipolla tritata e la foglia di alloro.
Porre il recipiente sul fuoco e fare soffriggere;
Appena la cipolla sarà imbiondita unire la trippa, bagnarla con il vino bianco mescolare e quando il vino sarà evaporato aggiungere i pomidori pelati e tritati(oppure della buona salsa di pomodoro).
Tritare uno spicchio di aglio, poche foglie di prezzemoloe le foglioline di rosmarino.
Unire il trito alla trippa, salare, pepare e insaporire con un pizzico di spezie.
Incoperchiare il recipiente e cuocere a fiamma moderata, aggiungendo ogni tanto un poco di brodo, tenendo però presente che questa minestra va servita piuttosto asciutta.