【献立日記】肉野菜炒め
2024.9.24
●肉野菜炒め
●ふわふわ卵スープ
●サラダ
●キムチ奴
シンプルな料理ほど腕を問われるものだけど、肉野菜炒めには腕ではなく愛が必要。
何も考えずに適当に作っても完成するのだけど、一つ一つをほんの少しだけ丁寧に向き合うと、味の違いは明らか。
丁寧①
豚肉は食べやすい大きさに切り揃え、やや強めに塩胡椒をしたら粉を薄くまぶす。
(米粉か小麦粉。なければ片栗粉でもよい。)
丁寧②
野菜は水洗いしたらしっかりと水切りをする。
サラダスピナーを使うか、早めに準備をしてザルに放置するのでもよい。
もやしのヒゲは本当は丁寧に切れればより良い。
でも無理は禁物。無理してイライラするくらいなら、手を抜くことで得られる幸せもある。
丁寧③
調味料はあらかじめ混ぜ合わせてなじませておく。炒め始めたらスピードが命。混ぜた調味料はフライパン横に準備。
丁寧④
まずは豚肉を焼き、9割火が通ったところで一旦皿にあげる。豚肉の火の通りを見極めるために、豚肉だけに集中する。
丁寧⑤
野菜は火の通りずらいものから炒めていく。
人参は芯が残らないように注意。
もやし、ニラはシャキシャキ感を残したいので、最後に強火でさっと炒める。
最後に肉を戻し、調味料を回しかけたら、全体を混ぜ合わせる。
ここでもたもたすると、水分が大放出してしまうので、一気にさっと混ぜ合わせたい。
フライパンを振れない方は、ヘラ2本使いで急ぎめで。
なんだ野菜炒めか、という家族の落胆ぶりには怯まず堂々と自信を持って。
だってこんなに丁寧に作ったのだから、何より美味しいに決まってる。
付き合いたてのお相手であれば、冷蔵庫の余り野菜でさらっと作ってあげたら、きっと料理上手の称号を得られるはず。
日々の献立作りに苦難するなら、シンプルな料理を少しだけ気を使って作ってみるのも、ある意味時短である。
そう、肉野菜炒めを美味しく作れたら、もう怖いものはない。
最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさんのご飯作りが楽しくなりますように。