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イライラするのはだれのせい?

こんにちは、Yu+です。

仕事が楽しくないなあ。
職場の環境や人のせいだ。
雰囲気がよくないんだ。
あの人とは考えが違う。

家でもイライラ。
家族のせいだ。

こんな気持ち、みなさんは経験がありますか。

今回はこの詩を紹介します。

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
自ら水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志しにすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ

詩人 茨木のり子さんの言葉です。

誰かのせいにばかりしていた自分。

人を自分に合わせようと考えていたのではないだろうか。
もっとできた時でもしなかったのは自分ではなかったのか。
自分に甘えがあったのではないか。


「・・・何を言っているんだ。イライラは自分でなく、周りが原因。」
 と思うこともあるでしょう。
たしかにイライラするきっかけがそこで生まれたかもしれません。
集中して絵を描いたり音楽を聴いているときに、外の音がうるさくて困る。
                             などなど。


でも、考えてみてほしいです。
イライラの前、自分の心はどうだったか。
頑張って働いてとても疲れた。締切がせまるものがある。などなど。

イライラの原因が周りなのは、自分の気持ちが関係しています。
人を原因にするのも自分の中に原因があったから。

生活していく中で人と関わることは成長するうえで大切なことです。
生活の中で相談し、力を合わせていくことはとても大切です。
自分一人の力がどれほど弱いものか。

一人では解決できないことがたくさんあります。
だから周りの人が必要です。
しかし、周りに頼るあまり、周り主導でものを考えるようになり、自分の責任を転嫁してしまうことも。
なにかのせいにしないよう、みんなで良い方向を見つけていくためには、歩み寄ることが大切です。

自分のイライラポイントを知ることも大切です。
イライラする前に「これは・・・」と感じること。
イライラした時に自分の立場を置き換えること。
周りも同じ。


周りに甘えてばかりいると、周りのせいにするようになります。

自分には何ができるか、何をしようか前向きに見つけたいです。

そのためにも自分の心を豊かに育てていこうと思います。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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