何かを始める・やるのに理由はいらない
最近、WEBデザインでポートフォリオを制作して細々と転職活動を行っています。
転職活動を行うにあたって会社の選考を受けると必ず聞かれるのが、志望動機だと思います。
この志望動機について、学生時代からずっと疑問に思っていたことがあります。
面接で志望動機を聞かれると、なぜなぜなぜ?と崇高な理念や考えを掲げて志望動機に一貫性を持たせることがよしとされると思いますが、最初からそんな立派な理念とか考えをもって何かを始めることなんてほとんどないのではないかと思います。
子供の頃の事を振り返るとよくあるかもしれませんが、何か新しいことに出会うと、「面白そう」とか「楽しそう」とか、自分の直感でとりあえずやってみるということが多かったと思います。
それが大人になると、きちんとした理由がないといけない、体裁が整わないと始められない・失敗が怖いという理由で、最初の一歩を踏みだせないことが多くなると思います。
何かを始めるのに特別な理由が必要でしょうか?
趣味として楽しんでいることも、最初は「何となく楽しそう」「なんか興味ある」といった具合でなんとなくで始めて、そこから熱中していったことのほうが多いと思います。
なんとなくの直感で始めて、良いと思ったらそのまま継続して、何か違うと思えばそこで撤退すればいいだけです。
私も以前は、何か理由がないと物事を始めることができない人間でした。何かに興味は惹かれるが、あれこれメリット・デメリットを考えて、結局始めることをやめて、後になって後悔する。そんな感じでした。
しかしその結果、残ったのは後悔だけでした。
昨年夏頃から無職になり、キャリアブレイク期間を過ごしていますが、この期間、自分の心の声をしっかり聞いて、「なんか面白そう」と思ったらとにかくやってみるという精神でなんでもトライしてみました。
noteを始めたのも、なんとなく文章を書いて発信するということをやってみたいと思ったので始めました。
その結果、漠然とではありますが、これをやってみたいと思うものがいくつか見つかったような気がします。(やってみたいと思ったことの詳細はいつかnoteで書こうと思います)
「なんか面白そう」という想いを大事にして、何事にも取り掛かってみる。そして、いいと思ったらそれを突き詰めれば、それがやがて大きな花として咲く可能性があるかもしれません。理由は後から付いてきます。
自分がやりたいことの答えは、自分の心からくる直感・感性の中にあると思います。これからも「なんとなく面白そう」という気持ちを大事にしていけたらと思います。