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憧れの湖。


名著

「北八ッ彷徨」
著者、山口耀久氏が1950年代に毎年のように通って遊んでいた雨池。
当時は雨池へ通じる道もなく藪を漕ぎ雨池を目指し一行以外誰もいない湖に筏を浮かべ天幕を張り遊んだ記録。
登山道を作る目印ができ観光地化しないか心配した山口氏の気持ち。
その憧れの雨池の水辺に立ち、当時に思いを馳せる。

北八ッ彷徨
現在の雨池


現在の雨池

静かな佇まいのまま美しい景観を残している現在の雨池。
樹海の中にぽっかり開いた明るい空間。
雨池を歩いてみる。
北側まで行くと岩と石の地帯となり石の上を歩き水辺まで行ってみる。
この北から見る雨池は大きく美しい。
雲で遠望はきかないが周辺の森が湖面に映り込み無風の水鏡となった素敵な表情を魅せる雨池。

美しい雨池
無風の湖面は水鏡

八柱山側の道

雨池から見て西側に北八ヶ岳主脈の縞枯山。東にあるのは、なだらかな八柱山(やばしらやま)。
八柱山は八ヶ岳最初の火山群とされる八柱火山群の最高ピーク。
周回ルートは八柱の森を進んでいく。湖から少し山側に入った道を歩いていく。
この森も北八ヶ岳らしい密林と苔の森。
足元はクッションの効いた素敵な登山道。
さらに進むと道は湖と近くなり開けた場所へ。
再度、雨池の水辺へと近づいてみる。

続く

最後までお読みいただきありがとうございます😊


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北八ツ@彷徨人
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