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イヤイヤ期は息子の言葉の習得にとって大切なのではと思った話

1歳半を過ぎた息子がいる。最近、息子がイヤイヤ期に入った様子だ。

イヤイヤ期というだけあって、自分の気に入らないと「イヤイヤ」と言っていうことを聞かず、全力で親のやろうとすることを阻止してくる。イヤイヤ言う息子も可愛いとはいえ、結構困ることも多いのだ。

例えば・・・

・ショッピングモールで買い物した際、アンパンマンのカートがちょうど使用されていて乗れなかった時(寝そべって全力で抵抗してくるけど、ないものには乗れない・・・)

・食事の時、ご飯やおかずではなく冷蔵庫にあるみかんを食べたい時(料理は口に入れようとしてくれず。みかんは1食に3個とか食べます)

・うんちしたけど、おむつを変えたくない時(体重13kgの息子が暴れている中でのオムツ替えはもはや筋トレです)


いつどこで息子のイヤイヤスイッチが入るのか分からず、イヤイヤする息子を持て余すことも多く、困ったなーと感じることも。

ところが、イヤイヤ期は言葉の習得のために必要なのではと思うようになってから、なかなか面白くなってきた。

イヤイヤは息子にとって自己主張の手段


イヤイヤ期に入る前から、息子がいろいろなものに興味を持っているなぁと思っていた。

新しい遊具を見つけたら色々と試してみたり、周りの子供の様子を見て真似したり。

最近では、ものに名前があることに気がついたようで、色々なものを指差ししては私や妻に名前を答えさせる遊びをしている。逆に、ものの名前を言っては私や妻に指差しをさせたり。

そんな遊びの中で、言葉を使うことで自分の希望を伝えられることに気がついたようである。

例えば、かんかん(みかんみかん)といえばみかんが、ぱっ(パン)といえばパンがオヤツに食べれる。くッく(くつ)を履けば外に遊びに行ける。といった要領だ。

そうすると、今度は私や妻に意図通りの行動をしてもらうことが普通になってくる。

しかし、言葉が全く追いついてこない。そこで出てくるのが「イヤイヤ」ではないか。

「イヤイヤ」という言葉を使うことで、少なくとも私や妻が提示している選択肢が望むものではないということを伝えているのだろう。

しかしながら、「イヤイヤ」だけでは自分の希望は伝わらない。自分の希望を伝えるために、言葉を使いたいと思っているのではないだろうか。

このように考えると、「イヤイヤ」も息子の発達のために重要なもので、なんだか愛おしく感じる。

息子の「イヤイヤ」が発動したら、何をしたいの?と息子の希望の解像度を高めてあげたいと思う(と言っても、叶えてあげられない場合がほとんどなのだが)

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