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虎に翼!〜鳩山会館のバラと狸男爵と私

やってきましたGW!皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか。
私は、都内は文京区にある、朝ドラ『虎に翼』の劇中にも使われている
鳩山会館へ訪れました。
時の内閣総理大臣、鳩山一郎が1924年に建てた私邸であります。


今回は、東京メトロ護国寺駅から歩いて向かったのですが、GWのためオフィス街はガラガラ、道路はひろびろ~でした。

しばらく歩くと、丘の上に続く、大きな坂の入り口が見えてきました。

あの狸ですら高貴に見える

こんな都内に小高い丘があるのか!という感じで、坂を登ることしばし、
素敵な洋館が見えてきます。
すると、なんと一番に目に入ってきたのは何故か狸!

居酒屋の横にいる酔いどれ狸が、何故かオシャレな洋館に佇んでお客様をお迎えしているのです。どーゆーこっちゃねん。
まさか、高貴な血筋の信楽たぬき男爵様なのだろうか…?

まずは信楽焼狸がお出迎え。何故コイツが…


洋館に”ミロのビーナス”を置く感覚で、信楽狸なのか…?!
まぁ、人間と動物の違いはあれど、裸体なのはある意味共通してるしなぁ...っても、美女とむっさいオッサンやん…などと横目で考え、謎のジャポニズムを感じつつ奥へ。


玄関に繋がる、真っ直ぐでひんやりとした階段を登ると、玄関ホールが現れます。振り返ると、鳩をモチーフとした美しいステンドグラスが。

カラフルでいろんな仕草の鳩たち


玄関ホール右手にはダイニングルーム的な部屋が3つほどあり、
ここにも美しいステンドグラスがあしらわれています。
庭から差し込む光が大きい窓から優しく降り注いで、ガラス細工をより美しく眺めることができます。


鳥が木の実を食べたり遊んでいる様子の絵



バラが咲く美しい庭

光溢れるダイニングを抜けると、バラが満開の庭園が広がります。

庭にある水辺には、まるでブロンズとは思えない生気溢れる
優雅な鳩が飾られていました。公園でよく見かける、つねにパン屑をねだる
ガツガツした奴らじゃないのは間違い無いです。


ふっくらと優雅で美しい夫婦らしき鳩


歴代の著名人をお迎えしてきたバラたち


こんな感じで庭で談笑していたのでしょうね


赤いバラは欠かせません


庭を見た後はいよいよ二階へ。
二階へ上がる階段の途中にも大きなステンドグラスが。
こちらも鳥がモーチーフですが、鶴では無いんですよね。五重塔(?)らしきものもありますが。和洋節中。ちょいとジャポニズムを感じます。


鳥のモチーフと五重塔(?)


撮影は禁止されていたのですが、角部屋の畳敷のお部屋が、この洋館にあるとは思えない、実家感溢れる部屋でした。
畳に布団を敷いて、昼寝にちょうどいい間取り。窓からは心地よい風が。
どこもお洒落で洋風、素敵な空間ですが、実はこの部屋で一番くつろいでいたんじゃ無いかと思います。


肥後細川庭園へ

素敵な洋館の鳩山会館を後にして、同じ総理大臣繋がりの
肥後細川庭園へ。

今回、特に下調べしてこなかったのですが、実は肥後細川庭園へ向かう徒歩5〜10分圏内に、見どころスポットがいっぱいで驚きました。

まずはホテル椿山荘、斜め向かいに東京カテドラル聖マリア大聖堂。
並びに素敵なガーデンショップ&カフェ。目白台の公園を横に歩きつつ、目的地、肥後細川庭園へ到着。
都内とは思えないほど緑豊かで、名建築も多く、これは休日の散策にもってこいですね!


こんな貴重な建物が無料で見学できました


ビルの谷間にこんな空間があるとは…文京区おそるべし

こちらの庭園も、ビルに囲まれた場所にあるとは思えない広い敷地に、小高い山(丘よりは大きい?)があって、ちょっと登って散策したり、庭園をぐるっと回るだけでも、そこそこの見どころがあります。

何よりも無料です!素晴らしいですね!
外国からのお客様もたくさん見かけました。


その後、歩き疲れたので、不思議な名前のお店へお邪魔しました。
検索で出てきたら、絶対気になりますよね。この名前。

「ときどき」なのにチーターが主役


アイスティーに丸い氷でおしゃれ。向かいのムースも美味しそうです。
グラスもおしゃれでいいですね。ひとときの涼をいただきました。

細かいところに色々と行き届いて素敵です


最後は護国寺でお参り。色々回って楽しい1日でした。


皆様も護国寺散策いかがでしょうか?
都内は逆に休日が空いて、のんびりできて穴場でした!



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