#2 もう一度頑張ろう!しかし…限界が近づく。
前回のお話はこちらから!
前回は、最終策である「上司に相談してみる」という手段を講じてみましたが、あなたが悪いんじゃないの?と否定されることに。
職場あるある!で片づけることはできず、悲しい気持ちでいっぱいになります。
ここで限界か?と思いましたが、
「自分が早く一人前になったら、気にならなくなるよね!」
と、もう少し頑張るという決断をしたのでした。
実は、派遣社員でした。
今ここで私がそもそもどんな立場なの?ということに触れておきたいと思います。実は派遣社員としてその会社に出向していました。
派遣社員は仕事そのものにアサインされるので、やってみたい、挑戦してみたいと思う仕事ができると思ったので、今でも続けています。
ただ、派遣社員は3か月ごとの更新が多いので、お客様との契約が第一優先になります。しかし、派遣スタッフは機械ではありませんので、当然、今の現状についても会社に報告をしていたのです。
私の契約状況は、この時すでに次の3か月の更新が決まっていました。
そのため、仕事だから。お仕事を貰っているのだから。という気持ちが多少はあったのです。
仕事だから、と割り切ろうとした
上司との対談が終わってから、私はもう少し頑張ろうと、
上司に言われた、「えのもとさんがコミュニケーション取ったらいいんじゃないの?」を実践しました。
なるべく対面で。はっきりと、自分の置かれている状況と考えも表明しながら。(チャットで済まされるなら、言葉として周りに聞いてもらった方がいいと思ったので)
それでも、質問して帰ってくる答えがチャットで送られたりしてましたので、こちらの一方的な改善でしかありません。
しかし、仕事だからと割り切ろうとしていたのです。
幸い、上司との対談があった日は金曜日だったので、
これが終われば安らぎがある!と逃げ場もあったのだと思います。
それが、ずっと継続していられる。あと3か月の辛抱だもん。
そう、思っていました。
休日も、仕事のことが頭を過って楽しいことに集中できず
休日は、休んで仕事から距離を離れるためにあると分かっています。
普段できないことをするチャンスだと。
読書も、勉強も、朝にカフェに行くことだって。
しかし、その週の土日は、
いつも心の中に仕事での叱責、コミュニケーションがうまくいかないこと、週明けの対応どうしようと。
頭から離れなくなったのです。
日曜日の15時頃には、無意識にふと涙が出ていました。
実家暮らしですから、家族も心配します。
「どうして、そうなってまで、働かないといけないの?」
そう問われて、
仕事のために心身を犠牲にしようとしていた自分に気付いたのでした。
早く逃げないといけない、と決心した
月曜日の朝。派遣会社に、連絡をしました。
上司との対談で言われたこと、取り合ってもらえないことについて。
その時の返事としては、「確認してみます」とのこと。
そして、仕事が始まります。
もう、限界。
そして次の日。火曜日です。
この日は教育担当が在宅なのもあって、気が楽かと思われました。
すぐに必要な質問は、出社している人に聞いて、
ストレスもなく普通に答えてくれて。
午前中はルンルン気分で仕事をしていたのですが、
担当者にチェックをお願いするときに、また始まります。
AとBという案件をその日は抱えていたのですが、
A案件は繰り返ししていたことだったので、早い段階で報告と進捗状況の確認、チェックに入っていたのです。そして、OKを貰えたので進めて完了していました。
そしてBという案件は、全く初めての案件です。何をしたらいいのかも不安があります。
そのため、事前確認の意味も込めて教育担当に確認するも、
「自分で調べて、どういった行動をするのか教えて。」
そこで食い下がって、初めての案件だし、どこを確認するのかも分からないのですが…と伝えたところ…
「私も忙しいの。。あなたの案件を全て把握しているわけじゃないのよ?だったら、あなたが積極的にその業務の状況を教えないと分からないよね?」
と言ってきたのです。
…じゃあ、何であなたは教育担当なんですか?
そう問いかけたくなった。
(客観的に見て、初めての案件に対して進め方も分からないのに状況報告ができます?分からないから聞いているのに、それにも答えてくれないなら、仕事の進め方すらままならないですよ…)
結局、そのB案件については、他の人に聞くことで解決しました。
そこで、完了した旨を報告すると…
「ねえ。A案件の進捗はどこまでできているの?」
勿論、A案件はチェックも終わって、完了したことも報告してますから、その報告チャットを引用する形で、完了しましたのでこう報告していますと伝えます。
そこで、数分ほどの返答がこず、返ってきたのは…
「この案件がどういう位置づけで、そういったことが完了したのか聞いてない」とのことでした。
※在宅日なのでここまで全てチャットでやり取りしています※
ここで、
なんでこの人が教育担当なんだ、という思いと、
何を言っても指摘が返ってくるこの状況に、
めまいがして倒れそうになりました。
私、何のために働いているんだっけ?
心のどこかの糸が、切れるような感覚がしました。