36、ボクのスタートライン(社会人編)②
皆さん、こんにちは。
with.株式会社 代表の西田佳宏(にしだ よしひろ)と申します。
東京に転勤して、初めて感じたのは東京の大きさでした。
大阪以外のことはあまり知らなかったボクは東京の建物の高さや人の多さ、都会さにびっくりしました。
ただ、そんな東京の都会さを堪能する間もなく、ボクの社会人がスタートしました。
東京で設計していたのは、半導体の製造装置の設計の仕事でした。
設計のいろはもわからないまま就職し、先輩や上司に一から設計を丁寧に教えて頂けて本当に素敵な職場だったと思います。
最初は比較的早めに帰宅することができましたが、1ヶ月も経たないまま残業が増え、月の残業は80時間を超えることもありました。
ただ、同じ部署の方々はもっと遅くまで仕事をされていたので、社会人はそういうものだと思っていました。
設計の仕事は、毎日学ぶことが多く、設計士として技術が積み上がっていく感覚が嬉しくて、フリーターで目標もなく生きていたボクにとっては、残業が多いことなど関係なく、むしろやりがいをすごく感じることができました。
1日中パソコンに向かって仕事をするのも、自分に取っては苦にならず、気がつけば毎日が終わり、そうやって時間が過ぎていきました。
1年半があっという間に過ぎた時に、仕事への向き合い方や人生への向き合い方を少しずつ考える時間が増え、それまで読書が苦手だったボクが、現状を変えたくて、仕事以外のことや本に興味を持ち出す時期もちょうどこの頃でした。
続く。。。
最後までお読みいただきありがとうございました。