格闘技の種類による握力の重要性の違い
格闘技選手のパンチ力と握力の関係。
格闘技選手にとって握力(あくりょく)の強(つよ)さは、重要(じゅうよう)だ。
握力が強ければ強いほどパンチ力(りょく)が強い。
なぜ、握力が強いほうがパンチ力が強いかというと握力が強いと握(にぎ)り拳(こぶし)が硬(かた)くなるうえに
腕(うで)全体(ぜんたい)の筋肉(きんにく)に力(ちから)が入(はい)ってパンチ力が強くなる。
強い握力が身につく格闘技。
1つ目は、レスリングだ。
レスリングは、試合やスパーリングで対戦相手(たいせんあいて)と両腕(りょううで)で組(く)みあうので
試合やスパーリングをすればするほど握力が強くなっていく。
それに、レスリング選手の普段(ふだん)からの筋力(きんりょく)トレーニングは
ロープ登(のぼ)りトレーニング、懸垂(けんすい)トレーニングなどで握力が鍛(きた)えられる。
2つ目は、総合格闘技だ。
総合格闘技も試合やスパーリングで対戦相手と組みあうので握力が鍛えられて強くなる。
総合格闘技の筋力トレーニングは、プッシュアップバーなどのトレーニング器具(きぐ)を使ったりバーベルやケトルベルなどのウェイトトレーニングをするので握力が鍛えられる。
3つ目は、フルコンタクト空手だ。
フルコンタクト空手の巻(ま)きわら突(づ)きをすると握力が鍛えられる。
さらに、拳立て伏せ(けんたてふせ)をすると両拳(りょうこぶし)に体重がかかるので両拳の筋力がかなり鍛えられる。
そして、組手(くみて)や試合でオープンフィンガーグローブを使って戦(たたか)うので握力が鍛えられる。
握力の強さがあまり必要ない格闘技。
1つ目は、キックボクシングだ。
キックボクシングの試合やスパーリングで握力の強さが必要(ひつよう)な場面(ばめん)がほとんどない。
筋力トレーニングのメニューに懸垂トレーニングがあるが握力を鍛えるトレーニングをすることがあまりないので握力があまり強くならない。
2つ目は、ボクシングだ。ボクシングも試合やスパーリングで握力の強さが必要な場面がほぼない。
筋力トレーニングメニューも懸垂トレーニングがあるが基本的に握力を鍛える筋力トレーニングをしない。
以上のことから格闘技選手は、握力が強いほうがいいが格闘技の種類によっては、握力の強さがあまり必要ない格闘技もあるということだ。
最後に。
僕の記事が格闘技の種類による握力の重要性の違いについて興味がある人、格闘技に興味がある人、何かに挑戦したい人の参考になれば嬉しいです。最後まで読んでくれてありがとうございました。
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