身体障害と精神障害を持っていても空手はできる
僕は、生まれつき出産時のトラブルにより左手に分娩麻痺という身体障害を持って産まれた。
身体障害のストレスで高校2年生の時に統合失調症を発症した。
何もかも失って、藁にもすがる気持ちで自殺願望がある中で地元の空手道場に通い始めた。
入門したばかりの頃は、全く勝てなかった。
そんな時に空手道場で配られたパンフレットが僕の人生を変えるきっかけになった。
パンフレットに有名空手家が自分が空手で強くなれたのは、スポーツジムでウェイトトレーニングをしたからだと書いてあった。
僕は、地元のスポーツジムに通うことにした。
そこで僕が空手家として成功する事を本気で考えてくれるトレーナーとの出会いがあった。
僕が空手で成功したのは、そのトレーナーのおかげだ。
だけど、空手道場にもトレーナーにも僕に精神障害があることは、言わなかった。
精神障害者の偏見はあるまだまだある。
スポーツクラブのトレーナーが指示するトレーニングメニューは、キツかった。
トレーニングをする時間は、1日に3時間半から4時間するのだが合計38種目の筋力トレーニングにインターバルがない。動きっぱなしだ。
しかも、全ての筋力トレーニングをした後に1時間以内に10㎞をランニングマシンで走る。
走った後に空手の自主トレを1時間する。ジムに行かない日は、ロードワークと拳立て伏せと腹筋と背筋トレーニングで体を鍛えた。
これらのトレーニングを3年半続けた結果、最初は、勝てなかった相手に勝てるようになった。
例えば、右上段回し蹴りが得意な相手の右上段回し蹴りを右手で防御出来るようになったり、最初は、敵わなかった相手に
正拳突きの連打で勝てるようになったり、黒帯の副師範に正拳突きの連打で相手が降参するほどに強くなった。
体型も肥満体型から体脂肪率11%のアスリート体型に変わった。
身体障害と精神障害を持つ重複障害者でも空手で強くなれる!!!!
最後に。
僕の記事が身体障害と精神障害があっても空手ができるについて興味がある人、格闘技に興味がある人、何かに挑戦したい人の参考になれば嬉しいです。最後まで読んでくれてありがとうございました。
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