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自然療法 【色々なお手当法】


★ 自然療法

15年ほど前にビワの葉療法「自然療法」で有名な東城百合子先生の「あなたと健康社」の健康料理教室に通っていました。東城先生は4年前に94歳でお亡くなりになられました。まじめな生徒ではありませんでしたがゆるっと東城先生の教えを実践しています。



体調が悪い時には色々なお手当法を試します。

● 熱に…豆腐パスター(湿布)

38.5度以上の高熱やそれにともなう頭痛に効きます。酸化熱や炎症など悪いものを吸い出す力があるようです。熱が平熱に下がったら体温を下げすぎるので直ぐにやめます。

豆腐湿布(パスター)

木綿豆腐の水を切り、生姜を皮ごとすったものと一緒に混ぜ小麦粉を加えて垂れてこないくらいの硬さにして、あればびわの葉、ユキノシタにのせ、キッチンペーパーやガーゼで包み患部へ当て手ぬぐいで動かないように巻いています。

ユキノシタに豆腐パスター

インフルエンザやコロナ等で高熱が出たら有効な手段だと思います。冷却作用が強力ですばやく熱を下げてくれます。肺炎のときも胸に当てるとよく、30分おきに新しい豆腐湿布に取り変えると良いようです。内部の毒素も引き出すので氷より気持ちよく治癒も早いです。
主人が高熱になったときに作っています。ひんやり気持ちが良いようで何度か作り直して熱が下がりました。まぁ主人はお薬も飲んでいるので氷まくらの変わりみたいな感じですが…(笑) ユキノシタも腫れものや解毒、解熱などの効能がある薬用植物です。

● 熱に…青菜まくら

軽い熱冷ましにはキャベツの外葉などを氷まくらの代わりに使います。ひんやりと細胞にも優しく熱を取ります。熱で青菜がしなっとしたら新しい葉に変えます。調理のときの油はねなど軽いやけどなどにも患部を冷やすのに有効です。孫が熱を出したときにキャベツで熱を下げました。38度くらいの熱のときはこれで気持ちが良くひんやり熱をとってくれます。私も軽い熱のときには青菜まくらをします。キャベツを買うと外葉はそっと上手にむいてなるべく常備するようにしています。

青菜まくら

● 身体を温める…こんにゃく湿布

こんにゃくを鍋で20分程温めてトングでとりタオルで包んで、右乳の下(肝臓)おヘソの下(丹田)背中の細腰の上3センチの脊髄の両側2箇所(腎臓)の臓器を約30分くらい温めます。ビワの葉があれば患部に直接当てタオルで包んだこんしゃくを上に乗せると更に良く、体の毒素を吸い出して免疫力を上げてくれます。左側肘を曲げたあたり(脾臓)は、冷たいタオルなどを当て冷やします。脾臓は臓器のリンパ腺のもとのようなもので、内臓の疲れや炎症があると、それをカバーするために脾臓が腫れて炎症をおこすので冷やして炎症を防ぐとのことです。

こんにゃくの原料となるこんにゃく玉が育つのに土の中で3~4年の期間があります。大地の生命力がいっぱい入ったこんにゃくパワーで身体を温め治癒力をアップ。湿布をし終わったこんにゃくは水の入った容器に入れて冷蔵庫へ入れておき小さくなるまで何回か使えます。
すい臓がんだった母の介護のときによくこんにゃく湿布で身体を温めてあげました。痛みも和らぎとても身体が楽になったと言ってくれました。

こんにゃく湿布

● 身体を温める…黒曜石(パワーストーン)

こんにゃくの効能も良いのですが私はちょっと匂いが苦手なので…
ロミロミなどに使われている黒曜石(パワーストーン)を温めてこんにゃく湿布のようにしています。身体を温めることは良いので手軽に出来るアイテムとして心地好く続けて、24時間フル回転で頑張っている臓器さん達を温めて労わる時間をとることで免疫力もアップすればと思っています。

黒曜石温湿布

● 腫れや熱に…里芋湿布

カリウム成分と細かい分子が強力に瘀血(おけつ)を吸い出し、腫れや熱をとってくれます。皮を厚くむいた里芋をすりおろし、おろし生姜と小麦粉を加えて耳たぶより柔らかいくらいに練り、あればユキノシタやびわの葉に1センチくらいの厚さに伸ばしてキッチンペーパーやガーゼで包み患部に当ててずれないように手ぬぐいで巻きます。

里芋湿布

以前甲状腺に腺腫が出来て2cmとかなり大きくなってしまい、近くの病院で紹介状を書いてもらい、総合病院へ行って血液検査、頸部のCT、心電図等の検査をし、やはり頸部のCTで甲状腺に異常があり、超音波検査もし、そこでもまた専門の病院に行くように勧められました。コロナでどこも閑散としている中、甲状腺で有名な表参道にある「伊藤病院」へ…

全国から患者さんが来るのでなかなか予約が難しく初診以外の細胞診などは3か月後の予約のようでしたが、コロナでキャンセルが多かったようで初診の日の午後に細胞診をしてもらえました。そして後日、結果は良性と言われました。もちろんずっと患部を里芋湿布でメンテナンスしていました。その結果良性だったのか分かりませんが信じる者は救われます。(^^)v


● 疲労回復に…梅醤番茶

梅干し1個、醤油小さじ2、おろし生姜に三年番茶の熱いお茶を…梅干しのクエン酸、醤油の酵素、生姜の殺菌作用、三年番茶の酸性の体質改善、血液浄化で疲労回復や胃腸や心臓の不調な時に…また風邪のひき始めや病後にも…

梅醤番茶


● デトックス…砂療法【砂浴】

海で砂浴をするのは、自然の力を身体で感じる最強の自然療法だと思います。波の音には「1/fのゆらぎ」という自然のリズムがあり、その音は自律神経系をリラックスモードにスイッチオンにして脳内からα波が出ます。また砂の中の微生物の力によって、体内に溜まった老廃物を排出してくれるので自然のエネルギーで心身ともリフレッシュ出来ます。

自然療法の料理教室の仲間と千葉の白子海岸や大磯に毎年砂浴に行ってました。何年前までだったかな?今は行ってません。(^-^;
また機会があれば行きたいけど…ちょっとハードルが高くなってます。
白子海岸に行くときはスコップとパラソルを持って東京駅から朝早くに高速バスに乗り、ビーチに着くとそこで着替えて自分で穴を掘って首まで砂に埋まって2、3時間。少しの時間でも病みつきになるほど気持ちが良くって毎年かなり変な恰好で(スコップとパラソルを持って…) 東京駅を颯爽と歩いていました。あのころのパワーがちょっと足りない今日この頃 (笑)

砂浴の代わりに近くの米糠を発酵させた「酵素風呂」に通っていましたが、そこのサロンも無くなってしまったのでやっぱり砂浴が恋しい♡

砂浴 愛用のパラソル♪


・砂浴のポイント!
他の人が砂浴をした場所は毒素で汚れているので、海開きの前の綺麗な砂がおすすめ。朝食は抜いて、水分はちょこちょこ取れるように、ペットボトルに簡単に取り外せるキャップをつけて工夫していました。初夏から初秋までお天気の良い27度以上の気温がおすすめです。近年の異常な猛暑ではどうなのでしょう。真夏は避けた方がよいかもしれませんね。

出来れば8時間ほど砂に入っているとかなりの効果があるようですが、私は毎回2、3時間でした。砂から出ると身体のどこかしらに砂が多く付着しているか、また皮膚が赤くなっている箇所がある人がいます。その部位がその人の悪い場所で、砂から上がったときに仲間たちと砂が付着しているところが無いかチェックし合ってました。砂を払い落とすには日本手ぬぐいが一番万能でした。

健康な人でも一年に一度は身体の中の毒素をデトックスするのに砂浴は最高です。民宿などで砂浴を提供している施設もあるようなので、そういうところを探して気温が上がってきたら久しぶりに行ってみようかな。


● 咳に…レンコン&生姜のしぼり汁

レンコンはムチン、食物繊維、ポリフェノール、(タンニン)、ビタミンC、カリウムなどの成分が豊富で粘膜を保護し、炎症を抑えて咳が出るのをしずめてくれるようです。レンコンの絞り汁に生姜の絞り汁、くず粉、塩を加えて、熱湯を注ぎよく混ぜて飲みます。身体が温まり咳も収まります。風邪のひき始めにも良いです。

自然療法の本には載っていませんが…
果物でも咳が酷いときに色々試してみました♪

● 咳に…ジャバラ果汁

花粉症にいいんだよと友人から聞いていたジャバラという柑橘。

ジャバラに豊富に含まれる「ナリルチン」には、花粉症やアトピー性皮膚炎、気管支喘息等といった「I型アレルギー」の抑制効果があるそうです。

たまたまマルシェで売っていたので、その果実を搾って生姜とマヌカハニーを加えて飲んでみたら、夜中の酷い咳がピタッと止りました。

ジャバラの実と生姜、マヌカハニー


● 咳 に…パイナップルの咳止めジュース

咳が止まらなかった時に主人がネットで見つけて応用して作ってみました。
パイナップルにはビタミンC、ビタミンA、カルシウム、カリウムなどの栄養素が豊富に含まれていて、またブロメラインという抗炎症効果を持つタンパク質分解酵素の成分もあり、この酵素によって咳が止まったり症状が緩和されたりするそうです。

材料 
●フレッシュなパイナップル ●レモンの果汁 
●ハチミツ ●唐辛子 ●生姜パウダー

全てをブレンダーで撹拌。パイナップルはフレッシュなもので、缶詰とかでは効果がないようです。パイナップルに唐辛子と生姜?って思いましたが、爽やかで美味しく喉の奥の痒いところに手が届くような感じで、痛みが軽減して咳も楽になりました。

パイナップルジュース


● 喉の痛みに…花梨ジュレのレシピ動画

喉のイガイガにカリンが良いということで…昔からよく切ったものをハチミツに漬けてその液をお湯で割って飲んでいました。
パティシエをしている相棒が真っ赤なカリンジュレを作っていたので教えてもらって作ってみました。ヨーグルトに添えたり、紅茶に加えても美味しいです。レシピ動画はこちらです。⇩


● 十薬 どくだみ茶・チンキ・化粧水の動画

毎年庭のどくだみでお茶やチンキを作って色々活用しています。毎日飲むお茶で体調を調節し、チンキで化粧水や虫刺され用などを楽しみながら作っています。作り方の動画です。⇩


色々な自然療法がありますが自分の身体で実験して体感することが良いのではないでしょうか。疑心暗鬼するよりも植物や大地のエネルギーをもらってきっと身体が良くなるという思い込みをすればより効果がアップすると思います。体調が悪いとどうしても気持ちが沈みがちですが、色々実践しているとそれだけでちょっと楽しくなって元気になります。本で読むよりまず実践!ぜひお試しを~♪


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